2017/2/5「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:積ん読

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    185読書会レポート

    日時:2017年2月5日(日)14時〜16時

    場所:シャンソン物語

    テーマ:積ん読 幹事:青翰堂分店

    レポート:青翰堂分店

     

    いつか語りたかったテーマ“積ん読”について、おしゃべりできてしあわせでした。

    総勢12名の積ん読ワールドは濃厚すぎて、メモをほとんど取れておりませんが、どうぞその一端をお楽しみください。

     

     

     

    1.青翰堂分店

    『日本文学100年の名作 第10巻 バタフライ和文タイプ事務所』 池内紀・川本三郎・松田哲夫/編 新潮文庫

    新潮文庫創刊100年を記念して出版。1年ごとに代表となる短編を1-2作品ずつ収録。100年を振り返って読むぞ〜と張りきって、一番今に近い巻を購入。しかし落とし穴が・・。長編のようにストーリーをむさぼるように追いたくなるものではなく、短編ゆえにそのたびお話がリセットされ、なかなか弾みがつきません。いつでも手軽に読めるはずが、いつの間にか読まないモードに。100年制覇は遠い。

     

    『「罪と罰」を読まない』 岸本佐知子・吉田篤弘・三浦しをん・吉田浩美 文藝春秋

    ドストエフスキー・・積ん読になっている方も多いのではないでしょうか。でも、大丈夫、この本をお供にすれば、あなたも「罪と罰」を読破できます。この本は、「罪と罰」を未読の作家・翻訳家たちが、未読を盾にストーリーを妄想推理した読書会レポート。最後には、実際に読破し、その物語について語る(ツッコミを入れる)読後読書会も行っています。彼らを読み友だちにすると、高いハードルに思えたドストがサクサク読めます。中でも、三浦しをんさんのキレ味にしびれます。

     

     

     

    2.CALIGAさん

    『ROMA』 Fabio Ratti Editoria(出版社)

    イタリア旅行で買った本です。 旅行中はハイテンションで、つい買ってしまうのですが、帰ってくると意外に読まずに放置してしまいますよね。 ローマのあちこちの風景の写真が掲載された本で、フィルムのページを重ねる事で、その場所の昔の様子が再現されます。ローマのその場で見ると「昔はこんなだったのかと!」と盛り上がったのですが、日本に帰ってきてまではなかなか見ないですよね。。。。

     

    『死生彷徨』 細川庄三郎 やつや書房

    祖父の積ん読本から見つけました。学徒出陣から敗戦、シベリア抑留を経て帰国した人が、当時の様子を短歌でつづった一冊。自費出版されたものです。 読んでみると、資料が少なくあまりよく知られていない“シベリア抑留“というものがどんなものだったのかを垣間見る事ができ、興味深かったです。

     

     

     

    3.後藤さん

    『ちくま文庫解説傑作集』 ちくま文庫編集部/編 筑摩書房

    ちくま文庫30周年の記念に出版されたものです。「3冊読んでマークを送ると全員もらえる」というノベルティでした。カバーはついていない裸本です。 お目当ての津村記久子さんが書いた解説を読んだら、その後なかなか手が伸びなくなってしまいました。 でも、目次をみると解説者の名前だけがあり、どの本について解説を書いたのか推理する楽しみがあります。

     

     

     

    4.井上さん

    『魔道師の月』 乾石智子 東京創元社

    『夜の写本師』の続編。オーリエラントの魔道師シリーズ三部作のうちの一冊です。 ダークファンタジーで、内容がけっこうダークだったので、なかなか再開できずにいます。 シリーズの続編が積ん読になってしまいます。 『ロンググットバイ』のシリーズの『さらば愛しき人よ』(チャンドラー 早川書房)も。『ロンググットバイ』はハードボイルド&クールでよかったのだけど・・・。なかなか読めません。

     

     

     

    5.おおきなねこさん

    『人を動かす』 D・カーネギー 創元社

    職場で悩みにふけっていた時に、この本を知り、何かの弾みで買いました。が、が。。。

     

    『晩年様式集』 大江健三郎 講談社

    伊坂幸太郎のエッセイを読んでいたら、“大江健三郎“の紹介が数か所あり、とっても読みたくなり、買いました。が、全く読んでいません!

     

    『本と店主』 森岡督行 誠文堂新光社

    自分なりに、積ん読になる理由を考えていたら、思いがけずこの本に出会いました。私の気持ちをぴったり書いていました。この本は読んでいます!

     

     

     

    6.ことさん

    『字幕屋の気になる日本語』 太田直子 新日本出版社

    本の紹介を読んでとても読みたくなったので買ったのですが、手に入れたら満足してしまいました。 紹介文を読んだだけで読了した気になっている。 “読みたい”の気持ちは、飢えに似ているのかも・・・?

     

     

    7.あんさん

    『レモン畑の吸血鬼』 カレン・ラッセル 松田青子/訳 河出書房新社

    魅惑のタイトルと装丁でジャケ買い。 これ一冊で部屋がおしゃれになる高いインテリア能力があります。

     

     

     

    8. やまがたで短歌を読む会(仮)管理人・五さん

    『本に読まれて』 須賀敦子 中央公論新社

    須賀敦子さんの書評や読書ノートをまとめた本です。 約80冊の本が紹介されています。たまに開いて、須賀さんの紹介を読むと、その本が読みたくなります。背伸びしたくなる本ばかり。

     

     

     

    9.愚者の楽園さん

    『もうすぐ絶滅する紙の書物について〜第13章 我々が読まなかったすべての本』 ウンベルト・ユーコ/ジャン・クロード・カリエール CCCメディアハウス

    本棚は必ずしも読んだ本やいつか読むつもりの本を入れておくものではありません!! 知識の保証であり、ワインセラーにも似ています。全部読んでしまったら困りますね・・・。 この本は、「知性の価値は何か」「情報の本質は」と問うています。

     

     

     

    10.細矢さん

    『乱読のセレンディピティ』 外山滋比古 扶桑社

    「思考の整理学」を読んだ後、初売りでゲットしました。 タイトルのすばらしさに惹かれます。乱読はよくないと思われがちですが、この本では、その時の自分とリンクできればよいと、薦めているようです。たぶんこれから読みます。 『夜空はいつでも最高密度の青色だ』 最果タヒ リトルモア ジャケ買い@寒河江GEA。詩集です。全くわからなくて挫折しました。映画化するらしいですが、謎。

     

     

     

    11.亡羊堂さん

    『啄木・ローマ字日記』石川啄木 岩波文庫

    今まで、日記文学作品を沢山買ってきました。永井荷風の「断腸亭日乗」から集めはじめ、武田百合子「富士日記」や「夢声戦争日記」島尾敏雄「死の棘」、その関連本の「狂うひと」などなどと買ってきましたが、それらが積ん読になっています。 その中で、今回の読書会をきっかけに「啄木ローマ字日記」を読みました。啄木がローマ字で書いたいわば秘密日記。この本は面白かったです。

     

     

     

    12.嵐田さん

    『ロビンソン・クルーソー』 ダニエル・デフォー 新潮文庫

    文明化した人間が原始生活に戻ったらどうなるか?! すごく興味があるテーマなのに、なぜか読めていません。 ドラえもんの「パンの木」→矢川澄子「私のメルヘン散歩」→シオドラ・クローバー「イシ」と、外堀を埋めてきたのでそろそろかなと思っています。

     

     

     

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    以上です。みなさま、ありがとうございました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


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