2016/08/28「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:英国

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    日時:2016年8月28日(日)14:00〜15:30

    場所:さくらんぼタントクルセンター(東根市)

    テーマ:『英国』

    幹事:愚者の楽園さん

     

    1.愚者の楽園さん

    今回のテーマ『英国』。テーマ決定のきっかけはイギリスEU離脱のニュースでした…。

    ヴィクトリア朝英国を舞台にした本を紹介します。

     

    『ミッドフォード家の娘たち』メアリー・S・ラベル/著、講談社

    イギリスで有名な貴族の姉妹のお話(ノンフィクション)です。6人の娘はそれぞれキャ

    ラが立っています!有名人とのつながり、スキャンダル、思想的対立などの面白さもあり

    ますが、姉妹の情愛とユーモアで戦争の時代と向き合い生きる強さが魅力的です。

     

    『シャーロック・ホームズの冒険』コナン・ドイル/著、岩波書店

    ロンドンを訪れた時にいちばん感激したのは、シャーロック・ホームズ博物館に行ったこ

    とです。ホームズは私の幼い頃のヒーローです!!賢くて優しい男性が好きなのはたぶん

    彼のおかげです。

     

     

     

    2.小林 和彦さん

    『英国のOFF 上手な人生の休み方』入江敦彦/著、新潮社

    休むことが下手、とよく言われます。むつかしく考えることはないのかもしれないと思う

    けれど、ある意味ポジティヴに「休むこと」を捉えて過ごすことは、必要なのだな、なん

    て今年の夏休みの最終日に考えました。

     

    『夜愁』上・下 サラ・ウォーターズ/著、東京創元社

    現実の悲惨があるにせよ、人は幸福だった経験があったはず。そして、その経験は光が強

    ければ強いほど、現在の影は濃くなります。その対比が素晴らしい。

     

    →同作家の『黄昏の彼女たち』もご紹介いただきました。

     

     

     

    3.青翰堂分店さん

    『もっと知りたい バーン・ジョーンズ』川端康雄・加藤明子/著、東京美術

    私にとって、英国といえばラファエル前派!その中でもバーン・ジョーンズが好きです。

    美しく、謎めいているところがよいのです。いばら姫やギリシャ神話のペルセウスやアー

    サー王伝説など、神話や物語を題材にたくさん作品を描いています。この本を読むと彼の

    作品と生涯がわかります。表紙はアーサー王を題材にしています。

     

    『アーサー王と円卓の騎士』シドニー・ラニア/編、福音館書店

    バーン・ジョーンズに導かれてアーサー王伝説に初めて挑戦してみました。とても長いし

    、登場人物も多いと聞き、児童書にチャレンジ。読んでみたらアーサー王だけでなく、騎

    士や姫といった周辺の登場人物が魅力的でした。友情、忠義、裏切り、愛…の物語です。

     

    『アーサー王ロマンス』井村君江/著、筑摩書房もご紹介いただきました。

     

     

     

    4.あんさん

    『うめだまのイギリス自由帳』うめだまりこ/著、KADOKAWA

    現代のリアルな「イギリス在住日本人」から見た文化の違いをフルカラーのマンガで紹介

    したエッセイマンガです。一念発起して英国へ渡ったゲームグラフィッカーの女性が著者

    で、身近に感じやすくていいと思います。

    『英国メイドの日常』村上リコ/著、河出書房新社

    メイドのリアルな日常が描かれています。メイドさん入門書です。

     

     

     

    5.横山和江さん

    『A Deluxe Book of Flower Fairies』by Cicely Mary Barker

    『The Roald Dahl Treasury』by Roald Dahl

    『The Great Big Treasury of Beatrix Potter』

    英国の児童書(Flower Fairiesは違いますが)といえば、ということで持ってきてみました

    。いずれも1冊の中にたくさんの作品が収められていて、作者の世界を充分楽しめる、お

    得な作品です。

    邦訳は『フラワーフェアリーズデラックス』(グラフィック社)、『まるごと一冊ロアル

    ド・ダール』(グラフィック社)です。9月に『ブーツをはいたキティのはなし』という

    ポターの話に、ロアルド・ダール本の挿絵で有名なクウエンティン・ブレイクが挿絵を描

    いた作品が出ます。

     

     

     

    6.嵐田詩子さん

    『春になったら苺を摘みに』梨木香歩/著、新潮社

    現在はバードウォッチャーとしてのエッセイも発表している作者の、これは初めての自伝

    的エッセイです。英国留学中の、人との出会いや自然とのふれ合い、外国という地で日本

    人であることを否が応にも意識せざるを得ない様々な状況が描かれます。イギリスがぐっ

    と身近に感じられる一冊です。

     

     

     

    7.チルーさん

    『紙の動物園』ケン・リュウ/著、早川書房

    英国→植民地→香港のつながりで、「良い狩りを」という短編を紹介します。中国奥地の

    村で代々妖怪退治師を継いだ青年と妖怪の少女の話です。英国領の香港に行き、近代化と

    科学の都市の中でもたくましく生き抜いていくという展開です。霊幻道士からスチームパ

    ンクになっていきます。東洋の伝統が西洋にとけこんでゆくようで、したたかな姿に胸を

    うたれました。

     

     

     

    8.井上由香

    『ピーター・ラビットの絵本』ビアトリクス・ポター/著、福音館書店

    今年はポター生誕150年ということで改めて読んでみました。子ども向けのほわんとし

    た童話かと思いきや、奇想天外で弱肉強食なストーリーもあり驚きました。『ひげのサム

    エルのおはなし』では子猫が老獪なネズミ夫婦にす巻きにされ食べられそうになるし、『

    あひるのジマイマのおはなし』ではあひるがきつねに騙されて、大事な卵と自分が食べら

    れそうになり、容赦ない展開にハラハラしました。

     

    『バーティミアス サマルカンドの秘宝』ジョナサン・ストラウド/著、理論社

    魔術師によって統治されている現代ロンドンが舞台のファンタジー。魔術師はさまざまな

    妖霊を召喚して自分が思うままに使役することができ、これが魔術師の魔力の正体でもあ

    ります。見習い魔術師の冴えない少年・ナサニエルは復讐のため、ベテランの妖霊・バー

    ティミアスを呼び出し、命令をくだします。これがきっかけで国を揺るがす大ごとに。ス

    トーリーも面白いのですが、なんといってもバーティミアスのキャラクターが魅力的!バ

    ーティミアス自身による脚注も楽しすぎです!

     

     

     

     

     


    2016/10/30「185(ひとはこ)読書会」開催のお知らせ

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      10月の読書会のお知らせです。


      日時:10月30日(日)12時〜14時


      場所:そばやかた樽石(村山市)


      参加費:各自いただいたお蕎麦代


      テーマ:【泥棒】

      新そばを食べながらのランチ読書会を企画しました。
      お蕎麦だけ食べたい方もどうぞお気軽に。
      車に同乗も可です(要連絡)。



      参加するには、事前に申し込みが必要です。

      申し込み先↓

      185yamagata@gmail.com まで。


      お待ちしています。


      幹事・井上






      2016/8/28「185(ひとはこ)読書会」開催のお知らせ

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        8月の読書会のお知らせです。


        日時:8月28日(日)14時〜15時30分


        場所:さくらんぼタントクルセンター(東根市)


        参加費:実費(室料780円を参加者で折半)


        テーマ:【英国】
        今回の読書会の幹事は、一箱古本市常連の“愚者の楽園”さん。185読書会初の東根で開催となります。

        そして、国がテーマになるのは初めて!家庭内で真剣な協議を重ねた結果、テーマを決定したそうですよ〜♪
        最近気になるこの国、みなさんならどう切りとりますか?

        ご参加、お待ちしております♪





        参加するには、事前に申し込みが必要です。



        申し込み先↓

        185yamagata@gmail.com まで。



        お待ちしています。










        2016/06/05「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:記憶

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          日時:2016年6月5日 13:00〜14:30
          場所:山形市市民活動支援センター
          テーマ:『記憶』
          幹事:青翰堂分店さん 

          初夏を思わせる日差しの昼下がり。霞城セントラル23階と展望のよい部屋に5名のメンバーが集いました。出産でお休みしていた愚者の楽園さんが5月の一箱古本市に続いて、読書会もカムバック。待ってました!!



          1.青翰堂分店さん
          『忘れられた巨人』カズオイシグロ 土屋政雄訳 早川書房

          “記憶の喪失”がテーマの小説。この本を紹介したくて今回のテーマを“記憶”にしました。竜、鬼、騎士などが登場するファンタジーです。

          舞台はアーサー王時代のイギリス。ある村に住む老夫婦が今は離れて暮す息子に会いに行こうと旅に出る物語です。ただし、本当に自分たちに息子がいたのか、はっきり覚えていないふたり。その存在が真実かを疑いつつ、息子に会いたい一心で旅に出ます。この老夫婦だけでなく、この小説内では人々みなが、記憶を不規則に喪失する状況にあり、どうやら竜のもたらす霧が、こうした記憶の喪失に影響しているらしいのです。この竜を退治しようとする騎士と旅を共にするふたり。様々な謎をまきちらしながら、話がどんどん進みます。謎を謎のまま残す不思議な読後感が味わえます。


           

          他に、その時々の自分の気持ちを大切に記憶しているキョンキョンが書いたエッセイ『黄色いマンション黒い猫』、300年の暮しの変遷をたどる絵本『300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート』も紹介しました。こちらの絵本は当読書会でお世話になっている横山和江さんの最新翻訳本です。



          2.しまうまさん
          『炎の記憶 田中芳樹初期短編集』 田中芳樹 中公文庫

          タイトルに“記憶”が入っていたので選びました。

          表題作の冒頭部分が表紙に使われていて、カッコいいなと思って買った本。超能力や宇宙生物、アンドロイドを題材にした短編集です。

          『炎の記憶』は超能力を得た少女と青年の物語。ふたりが再会することで話が展開します。炎の記憶とは・・・?

          他の作品では、人類の悲惨な末後も描かれています。そこでは人類は肉体を失い、記憶の塊である細胞になり果てています。そうなりながらも細胞は「自分たちの未来は続いている」と語っています。

          この本を読んで、過去の記憶が人生をしばってしまう部分があるかもしけないけれど、記憶が未来への意志にもなるのかと思いました。


           

          同作者の『銀河英雄伝説』が話題に。愚者の楽園さんは、学生の頃に読破したそう。こちらもとっても面白いようです。



          3.亡羊堂さん
          『脳の可逆性と記憶』 塚原伸晃 紀伊国屋書店

          理系アプローチで“記憶”の本を探してみました。“記憶”は脳研究の最大テーマと言えます。

          この本によると「生物の固定的な情報はDNAで担い、それを超えた一代限りの情報は脳の役目」となるそうです。同じ記憶であっても、容れ物が違う事がわかります。

          DNAはログ、脳はラムです(と説明を受けましたが、残念ながら文系参加者は理解できず・・・)。

          『勉強が好きになる本』 林髞 カッパブックス
          脳つながりでこの本を紹介します。副題は「大脳生理学の教える学習倍増法」。1963年刊で、当時ベストセラーになった本です。

          この本の作者林髞は、のちに「木々高太郎」のペンネームで小説『人生の阿呆』を書き、直木賞を受賞。ペンネームは本名の文字を分解して付けています。本業は大脳生理学者でした。


           

          他に『村に火をつけ、白痴になれ ――伊藤野枝伝』もご紹介いただきました。「岩波からこんな過激な人生を送った人の評伝が!」と驚きの声。そして「アナーキズムを分析することは、ロックを分析するのと同じくらい可哀想なこと」という名言(?!)も生まれました。



          4.嵐田詩子さん
          『旅をする木』 星野道夫 文春文庫

          アラスカの自然、動物、人々について書いたエッセイです。

          ヒトハコ読書会で、今までにも紹介された事があるこの本。最近TVドキュメンタリーでこの本が『旅をする本(「木」に誰かが一本線を書き込んで「本」としたもの)』として、いろいろな人の手を経て、異国をめぐる番組をみました。没後20年という節目でもあり、読むべき時が来たのだと手にとりました。

          中でも『トーテムポールを捜して』という作品に心ひかれました。作者はインディアンの廃村を訪ね、忘れられていく記憶に思いを馳せています。自然との距離感がとてもよく、その点も魅力です。


           

          嵐田さんには、ベルクソンの「物質と記憶」という本について書いた、内田樹のブログも持ってきていただきました。それを読み「記憶から消し去る事、記憶しない事の必要性や有益性」について、納得しました。近頃の自分の記憶の減退・・・年をとったから記憶力が落ちたのではないという事にしておきたいと思います。



          5.愚者の楽園さん(みどりむしさん)
          『伝奇集』J.L.ボルヘス 鼓直訳 岩波文庫

          この短編集から『記憶の人、フネス』を。

          見たもの、聞いたものすべてを憶えられるフネス氏。ある日、ラテン語の辞書を記憶すると主人公から辞書をかりてゆきます。「そんな不可能な?!」と思う中、果たしてフネス氏は辞書をまるごと記憶していたのです。

          うらやましい気もしますが、実はフネス氏の頭の中は不要なものも含めて記憶が寿司詰めになった状態。ちょっとした差異やどうでもよい事も記憶されてしまい、逆に記憶の削除に膨大なエネルギーを費やさざるを得ないのです。

          フネス氏の話を読みつつ、「記憶に特化しすぎると、思考力がなくなるのでは?」と思いました。考えるという事の本質に触れているお話です。


           

          この本では、他に『バベルの図書館』もお薦めとの事。映画にもなった『薔薇の名前/ウンベルト・エーコ』に出てくる図書館の館長のモデルはボルヘスなのだそうです。国書刊行会から「バベルの図書館」というタイトルのシリーズが出ていたという記憶がよみがえりました。


          □■□■□■□■□■□■□■□■□■


          “記憶”というテーマは大変抽象的でしたが、記憶の謎や魅力を今一度振り返ることができ、興味深かったです。みなさま、ご参加ありがとうございました。




           


          2016/06/05「185(ひとはこ)読書会」開催のお知らせ/テーマ:記憶

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            6月の読書会のお知らせです。



            日時:6月5日(日)13時〜14時30分


            場所:霞城セントラル市民活動支援センター23階会議室


            参加費:なし(飲み物が必要な方はご持参下さい。)


            テーマ:【記憶】





            参加するには、事前に申し込みが必要です。


            申し込み先↓
            185yamagata@gmail.com まで。

            お待ちしています。





            一箱古本市@山形(2016.5.5)、店主さん紹介

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              山形市まなび館で開催の一箱古本市@山形(2016.5.5)、出店者さん紹介です。(申し込み順)





              1.ななみやたかちん





              古本と山形が好きで、またまた参加します。一冬越して、これまでとは違った味を出せればよいのですが、相変わらず、一度ホコリをかぶった古本でないと、愛着が持てません。古いものが好きな方は、どうぞご覧あれ。






              2.灯書房





              秋田からの何回目かの出店参加です。どこにもある本ですが、きっと何かが見つかる出逢いがあるかも・・・・ 5日のこどもの日には是非お一人でも会場にお越し下さい。灯書房の旗を立ててお待ちしておりま〜す!






              3.カムパネルラ書房





              甘い本から毒のある本まで、そっと並べてお待ちしております。






              4.ラ・リルレロ





              本と本の間に何かかくれているかも?たとえば小さなおうちとか、たとえば小さな電車とか、たとえば小さな夢とかいたりして。探して見てください。






              5.かまねこ文庫





              岩手から参加します。昭和の香りを感じるものや、懐かしかったり、可愛かったり、へんてこだったりする本を取り揃えてお待ちしております!ツイッター→@kamanekobunko






              6.ロロびようしつ





              今回、トータル的にカルチャー系!?を持って行きます。古本市のみなさんも、そろそろ大人に突っ込んでみてみては、いかがでしょうか?レコードと古着もあるかも。






              7.RAINBOW BOOKS





              【や】山形一箱たのしみよ。


              【ま】まてない。5月5日まで。


              【が】がまんだ。がまんだ。その日まで。


              【た】たくさん良い本売りますよ。


              絵本やビジュアル本たくさん持っていきますよ。






              8.ハイビスカス書房





              自分がこれまでに出会った、素敵な書籍・小説・漫画・雑誌などなどを、ジャンルレスで紹介いたします。音楽雑誌もたくさん用意してあります。






              9.ICCO文庫





              いつにも増して、iccoカラーを全開に!笑


              皆さま、お待ちしております(^^)






              10.なすがお屋





              3度目の参加で、少し慣れてきたでしょうか…? 今回も100円均一文庫本や生活系雑誌など出品いたします。手作り文庫本カバーも出す予定!? よろしくお願いします。






              11.ブルックリン書房





              初めて売る本に値段をつけて参加してみたいと思います。






              12.いちご





              こんにちは!一期一会のいちごです。皆様と会える事を楽しみにしています。今回は手作り雑貨を少々見てくだされば幸いです。






              13.CALIGA





              本を読みながらゆっくりと人生を歩いていこうがコンセプトの店CALIGAです。今回は「言葉を贈る」と題した贈り物と一緒に添える言葉が見つかるような企画本を用意しました。よろしくお願いします。






              14.カジワラ珈琲





              原色系写真集、サブカルチャー系、ビジネス系など。日常にユーモアとポイズン。5月の空の下お逢いいたしましょう。※珈琲の販売はございません。






              15.文学+映画=芸術





              原作本が映画化になり、本のおもしろみがわかるお店です。






              16.長谷部商店




              15年もそのままになっていた本ですが、捨てるのはもったいない、読んでくれる人がいるかも?と思い出店します。主人が読んでいた司馬遼太郎の歴史ものと、私のちょっとしたパッチワークの本を持参します。





              17.愚者の楽園





              古ぼけたトランクに、茶色い本を詰め込んで。「茶色い一箱古本屋」こと愚者の楽園です。今回もほぼ岩波文庫ばかり。誰が得をするのかわからないラインナップを見に来てください。






              18.わたしの家の古書棚+α





              私の家の古書棚にぎっしりたまった代々読みつがれてもいない本+αをお届けします。 また、店主は「山形読書会」を主宰しています。そちらのご興味ある方もぜひ来てください。






              19.福梅ふるほんや





              福と梅がお店番です。自作の苔玉も少し本のあいだあいだに並べようかなと。






              20.青翰堂分店





              <妙味あふれる昭和の本と紙もの>と<地域・東北・仕事を思いかえす本 >を集めました。のんびり立ち読みしにいらしてください。






              21.「本 街の灯」





              人と本が好きです






              22.モトトラズ





              全部売れても開催負担金500円に満たない(予定の)本屋です。30分ごとに品替えをします。本のジャンルは主に文学系です。本の数だけお客様と交流したいと思います!






              23.兄弟船





              姉のおすすめの絵本とフィクション。妹のハンドメイドアクセサリーと雑貨も。ゆるゆると、よりみちしてみてください。






              24.双猫屋






              福島から3回目の参加です。普段は女性向けの生活雑貨系古本を並べていますが、今回は日本の名探偵が活躍する推理小説をこっそり加えてみようかと思います。






              25.うたたね書房





              ちょっと手放すのが惜しい本も混ぜて、偽ミニマリストを目指したいと思います。窓辺に飾ればステキな手作り切紙も販売いたします。






              26.ばったりたおれ屋





              写真集、アートブック、暮らし・雑貨関連、絵本、リトルプレスなど。 手作りあみぐるみもあるよ。 
              https://twitter.com/battaritaoreya






              27.花うた書林





              「花と音楽の本の店」〜 花うた書林です。今年も「花うた」を歌いながら、店主yukaがみなさまをお待ちしております。手作りの花の栞をプレゼント♪






              28.ふとだまクラフトワーク




              初参加です。気ままに買い集めた本たちを箱詰めにして、小さな本屋を開きます。ぜひお手にとってご覧くださいね。






              29.はみだし書房





              我が家の書棚からはみ出した本や雑貨。いつもより多めにはみ出しております。






              30.うさみみ書林 湖水堂





              2度目の山形一箱古本市。いつも通りほんわかな本からヒャ〜な本まで持って行きます。自作のアクセサリーやブックカバー、癒しの植物も少しだけお持ちします。たくさんの方との出会いがありますように…









              2016/03/28「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:短編集

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                185読書会レポート

                日時:2016年3月28日(月)19時〜21時

                場所:紙月書房

                テーマ:短篇集

                幹事:嵐田

                レポート:嵐田

                 

                春は何かと慌ただしい季節です。185読書会からも、引っ越し、就職、復職など、新しい生活をスタートさせる方がいます。そんな中でも、短篇集なら気軽に読めるのでは?とテーマとさせていただきました。

                 

                〕鯏 

                『蠅の乳しぼり』 ラフィク・シャミ 西村書店 

                 著者は1946年生まれ、シリア出身。20代でドイツに移住し、作家活動を始めます。これは、「ぼく」の視点からダマスカスの街や人々を捉えた物語集。ヨーロッパ文明への痛烈な皮肉やアラブの人々の生活習慣と性格、大人社会への当てこすりなど、思わず吹き出してしまう絶妙な語り口です。  表題の『蠅の乳しぼり』とは、徴兵検査での一コマに出てくる言葉。今なお戦禍が続く現地のことを思わずにはいられません。

                 

                 

                 

                 

                ▲皀肇肇薀困気

                『黒猫・黄金虫』 エドガー・A・ポー 佐々木直次郎訳 新潮文庫

                 モトトラズさんは高校時代にこれを読んで、よく読書するようになったそうです。怪奇短篇集の古典ともいうべき作品ばかりですが、「黒猫」のあらすじを聞くうちにじわじわと不気味な恐怖が場を満たしていきました・・・。巧妙な伏線、悪夢のような展開。熱狂的なファンが多いと聞くポーの魅力がつまった一冊です。

                 

                 

                 

                0羮紊気

                 短篇集はあまり読んでいなくて、と今回は聞くだけ参加となりました。最近の読書傾向などの近況をお話しいただきました。

                 

                だ調容科店さん

                『紙の動物園』 ケンリュウ 古沢嘉通=編訳 早川書房

                 中国系アメリカ人のSF作家による2015年の話題作。モチーフがアジアの迷信や魔法で少しファンタジックなのに、現代科学の言葉が出てきたりと、新旧混ざり合い、未来はどこか懐かしく、過去は逆に見知らぬもののように語られているそうです。  中でも印象深いのは、縄の結び目を作ることで物事を記録してきたナン族の長老とたんぱく質構造解明という最新科学が絡む「結縄」。それと、1960年代の台湾を舞台に米軍基地の少女と文字占い師の運命のまじわりを描いた「文字占い師」。どちらも時代遅れの古びたものが不思議な光と影を放つ物語。読後感は重めなので、短篇でも読み応えを求める方におすすめだそうです。

                 

                 

                 

                チ靆鄂唇瓩気

                『体は全部知っている』 吉本ばなな 文春文庫

                 この本の中の「小さな魚」という作品は、胸に小さな傷がある女性が、その傷を取る手術を行ったことで自分の大切なものを失ったような気持ちになるという話だそうです。草野さんご自身も似た体験をされていて、この喪失感に深く共感されたとか。傷という一見ネガティブなものが自分のアイデンティティを形成しているものの一部だと気付いたそうです。短篇でも、感動の深さ、重さは引けを取らない時もあります。

                 

                 

                 

                Δ△鵑気

                『針がとぶ』 吉田篤弘 新潮社

                 引越し作業で忙しく、数日前に読んだという本書。短篇集かと思いきや、どうも短篇がつながっている作品らしいと読み始めて気付いたとか。孤独死した詩人の叔母。その人生のエアースポットを探るような味わい深いストーリーが収められているそうです。装丁はクラフトエヴィング商會。

                『海に住む少女』 シュペルヴィエル 永田千奈訳 光文社古典新訳文庫

                 もうひとつついでにとあんさんが、「フランスの宮澤賢治と言われている作家」と言いながら取り出した本書に一同興味津々。それを確かめるためにもぜひ読んでみたいと思わせる一冊でした。

                 

                 

                 

                Ш挂陲気

                『デッドエンドの思い出』 よしもとばなな 文春文庫

                 再び、吉本ばななの作品が登場しました。細矢さんはこの本の中の「ともちゃんの幸せ」という作品に癒されたと言います。傷つき、悲しみを抱えた主人公が、辛い経験こそが貯金になるんだと“知っていた”こと。どんなに辛くとも幸せはきっと訪れるという希望が持てたそうです。著者は「これが書けたので小説家になってよかったと思います」と後書きで書いているそうです。

                 

                 

                 

                ┐靴泙Δ泙気

                『11の物語』 パトリシア・ハイスミス 小倉多加志訳 ハヤカワ文庫

                 映画で有名な『太陽がいっぱい』が代表作で、最近では話題の映画『キャロル』の原作者としても知られるアメリカのミステリー作家。ラブレターを出したが返事が来なくて待ち焦がれる男性の話、かたつむりを飼育する話など、じわじわと思い詰めて、ガクンとくる結末。寝る前に読んだら嫌な夢を見そう?でも、読んでみたいです!

                 

                 

                 

                亡羊堂さん

                『人でなしの恋』 江戸川乱歩  創元推理文庫

                 乱歩が大好きで文庫の全集も揃え、専用の棚まであつらえている亡羊堂さんの思い入れ深い一冊。夫が二階で女と密会しているらしいと気付いた新妻。その相手とは?

                 四谷シモンが特集となった雑誌『太陽』のバックナンバーもお持ちいただきました。いつか、手に入れてみたいそうです・・・。  

                 

                 

                合同会社傑作屋 渡辺大輔さん

                『いちばんここに似合う人』 ミランダ・ジュライ 岸本佐知子訳  新潮社クレスト・ブックス

                 人に貸したまま一年くらい返ってこないと実物はありませんでした。これを読んでいると小さい頃の自分が思い出されてくるという渡辺さん。中でも「水泳チーム」という作品がそうで、自尊心やコンプレックスとの戦いの記憶が立ち上がってくるようだといいます。そんな痛みを伴う読書もあるのですね。  学生時代は文芸学科にいたという渡辺さん。人に本を貸す機会も多いそうですが、もっといろいろお話を聞いてみたいです。

                 

                 

                 

                ことさん

                『よみかた 三』  ほるぷ出版

                 昭和16年の小学生の教科書の復刻版。教科書ならではの短いけれどよくできた話がカラーの挿絵とともに載せられています。戦時を思わせる難しい言葉や習慣が興味深く読めたとのことです。  古本屋さんで購入されたという本書。はるばる熊本から来たそうです。

                 

                 

                 

                以上、今回は短篇ならではのオチや気軽さを楽しんだり、物語に寄り添う自分の心にはっとしたり、様々な本の読み方を知ることができました。新しい生活が始まっても、ぜひまたお会いしましょう。 お忙しい中、多くの方に集まっていただきありがとうございました。紙月書房さんより美味しいプリンもいただきました。ありがとうございました。

                 

                 

                 

                 

                 


                一箱古本市@山形(2016.5.5)開催のお知らせ

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                  お待たせしました。
                  今年の春も一箱古本市@山形を開催する事になりましたので、ご案内いたします。

                  ※一箱古本市については、こちら

                  出店数は30店までとなりますので、お申し込みはお早めにどうぞ!

                  【日時】
                  2016年5月5日(木・祝) 10時〜16時
                  ※雨天決行

                  【場所】
                  山形まなび館・前庭 (荒天時は館内)

                  【申し込み方法】
                  下記6項目を明記の上、メールか電話で申し込みください。
                  ※メールの件名は『一箱古本市申し込み』でお願いします。

                  (1) 住所
                  (2)氏名
                  (3)電話番号
                  (4)メールアドレス
                  (5)屋号(お店の名前)
                  (6)お店の紹介(100文字以内)

                  【申し込み先】
                  ・一箱古本市@山形事務局 (井上)
                  185yamagata@gmail.com
                  TEL 090-4312-4517

                  山形まなび館
                  info@yamagatamanabikan.jp
                  TEL 023-623-2285

                  【その他】
                  ※開催負担金 500円(当日集金させていただきます)

                  ※一つのスペースは80×80センチです。

                  ※販売物の3分の2は本(雑誌や漫画も含む)でお願いします。飲食物は不可です。

                  ※搬入・搬出は各自で行うこととします。当日の販売も各自の責任でお願いします。

                  ※出店数は30店までとなります。

                  何かありましたら、お気軽にメールやお電話でご相談くださいませ。




                   


                  2016/3/28「185(ひとはこ)読書会」開催のお知らせ

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                    3月の読書会のお知らせです。


                    日時:3月28日(月)19時〜

                    場所:紙月書房

                    参加費:600円(1ドリンク付)

                    テーマ:【短篇集】 作家の腕が冴える短篇の魅力のあれこれを教えてください。


                    参加するには、事前に申し込みが必要です。

                    申し込み先↓
                    185yamagata@gmail.com まで。

                    お待ちしています。




                     

                    2016/01/24「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:おいしい本

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                      2016/01/24「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:おいしい本

                      日時:2016年1月24日(日)11:00〜
                      場所:イサオティーノ
                      テーマ:おいしい本
                      幹事:井上

                      今回はランチ読書会です。いつも一箱古本市の打ち上げでお世話になっている無頼派(笑)イタリアン「イサオティーノ」さんのランチをいただくのがメイン!本は肴…。
                      というのも一月末で閉店するとのこと。ぜひ行かなくては!そして食べなくては!!
                      そして、イサオティーノの味を8名がたっぷり堪能しました。最期までごちそうさまでした。そしてありがとうございました。おいしかった記憶、忘れません!



                      1.井上 由香
                      『日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集(池澤夏樹個人編集 日本文学全集08)』 伊藤比呂美、福永武彦、町田康/著、河出書房新社

                      この全集(全30巻)を読めば日本の文学をあらかたカバーできると思います。気鋭の現代作家による古典の現代語訳は新訳が多く、翻訳がバージョンアップされていて読みやすく「この全集、おいしい〜」と感じました。町田康訳の宇治拾遺物語は面白さはもちろん、会話から想像されうるキャラクター性が際立っています。説話は下ネタが多くありますが、どれもカラッと笑い飛ばせます。

                      『おじいさんがかぶをうえました』 福音館書店編集部/編、福音館書店
                      『こどものとも』について、おなかがいっぱいになる本です。ひとつの作品が絵本として完成するまでの工程や、『ぐりとぐら』の誕生についてのインタビューなども掲載され、もりだくさんの内容です。



                      2.嵐田 詩子さん
                      『今すぐ読みたい!10代のためのYAブックガイド150!』 金原瑞人、ひこ・田中/監修、ポプラ社

                      YAの旬な本を、森絵都・穂村弘などの豪華な執筆陣がそれぞれ紹介しています。それを読むだけでもワクワクしてくるのですが、実際読んでみると面白い本ばかり。お得でおいしい本です。



                      3.亡羊堂さん
                      『魯山人味道』 北大路魯山人/著、中央公論社

                      著者に対しては好き嫌いが強く出ると思いますが、陶器にしろ料理にしろ、好きなものに対する追求と作品はすばらしいです。魯山人は「海にふぐ、山にわらび」だそうですが、みなさんは何が思い浮かびますか?

                      『グルメにあきたら読む本』 尾辻克彦/著、新潮社
                      関西では納豆を食べないので、「納豆」の想像のベースが「甘納豆」であることや、「おいしさ」は絶対的ではなく相対的なものである等、食についてのエッセイ集です。



                      4.横山 和江さん
                      『リスとお月さま』 ゼバスティアン・メッシェンモーザー/作、コンセル

                      リスのかんちがいが楽しい作品で、チーズが食べたくなります!リスの心象風景と交互にお話が語られるので大人向きかもしれません。シリーズ作品ですので、ほかのストーリーもぜひ!

                      『あつまれ!全日本ごとうちグルメさん』 ふくべ あきひろ/作、おおの こうへい/絵、ブロンズ新社
                      シュールで楽しいです。山形代表は「玉こんにゃくちゃん」!ダジャレも満載!!



                      5.カムパネルラ書房さん
                      『画家の食卓』 林綾野/著、講談社

                      ゴッホ、モネ、ロートレック、フェルメール…絵画を見る時、私はその時代の空気と画家たちの暮らしぶりに思いをはせます。何を食べながらこの絵を描いたのかが、探偵の謎解きのように明かされていく楽しさ!食べてみたいと思って次のページをめくると、レシピがちゃんと載っているのが素晴らしい本です。



                      6.長谷部 真吾さん
                      『秀吉はいつ知ったか』 山田風太郎/著、筑摩書房

                      「本能寺の変」という、秀吉の生涯において最大のおいしい事件は果たして偶然の出来事だったのか。推理小説のアリバイ崩しのように語られる秀吉陰謀説が史実であるような錯覚に陥ります。

                      『古代ポンペイの日常生活』 本村凌二/著、講談社
                      「ガイウス=ユリウス=ポリュビウスを造営委員として選出してくれるように私は要望する。彼はおいしいパンを与えてくれる等々。紀元2世紀に埋もれた町ポンペイに暮らした古代ローマ人の生活を落書きから垣間見ることができる本です。



                      7.おだやかなふりのオオカミさん
                      『シネマ食堂』 飯島奈美/著、朝日新聞出版社
                      『デッドエンドの思い出』 よしもとばなな/著、文藝春秋
                      『赤毛のアン』 モンゴメリ/著、新潮社
                      『食べものくすり箱』 阿部絢子/著、講談社

                      「おいしい本」がテーマと聞いて思い浮かべると、ある!ある!絶品味カレーの『デッドエンド〜』、イチゴのジュースの『赤毛のアン』、代謝復活の手がかりを探る『食べもの〜』、『シネマ食堂』を読むと映画があれやこれや思い出されます。




                      おいしいピザをいただきながら、心もおいしいおはなしでいっぱいになりました。






                       



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                      • 一箱古本市@山形(2012.9.9)募集要項
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