2016/1/24「185(ひとはこ)読書会」開催のお知らせ

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    1月の読書会のお知らせです。

    日時:1月24日(日)11時〜

    場所:イサオティーノ (山形市香澄町3-3-20

    参加費:1500円(ランチ代)

    テーマ:【おいしい本】 (もちろん、いろんな意味のおいしい!本をご紹介ください!)


    参加するには、事前に申し込みが必要です。

    申し込み先↓

    185yamagata@gmail.com まで。

    お待ちしています。





     

    2015/11/29「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:喫茶店で読みたい本

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      日時:2015年11月29日 14:00〜
      場所:シャンソン物語
      テーマ:『喫茶店で読みたい本』
      幹事:青翰堂分店さん 記録:井上

      本を読んでひとりで過ごす空間として、今回は“カフェ”ではなく敢えて“喫茶店”にこだわってテーマを決めました。
      そして、山形の喫茶店と言えば老舗の「シャンソン物語」。経てきた年月が醸し出す、ゆったりとした時が流れる半地下の空間。本や読書にふさわしくて大好きです。
      以前に読書会でお邪魔した事がありますが、再びこのお店に総勢8名が集まりました。

      1.嵐田 詩子さん
      “喫茶店では・・・ひとりでくつろいで読みたいです”

      『ひまわりの海』 舘野 泉/著、求龍堂

      10月の一箱古本市で花うた書林さんから購入しました。フィンランド在住のピアニスト舘野泉さんが世界中を演奏旅行して回ったエピソードは若さにあふれ、本人が撮影した写真も魅力的です。その後、60代で脳溢血に倒れ半身マヒとなり、左手のピアニストとして復活するまでの闘病記となっています。作曲家の生涯なども紹介され(ex.南仏出身のセヴラック)ぜひ聴いてみたいと思いました。舘野さんのピアノは抒情的で心が落ち着きます。
      『やまがたカフェノート』(アイ・エム・シイ編集)も気になっています。いろんな場所で読書会をしてみたいです。




      2.青翰堂分店さん
      “喫茶店での時間は・・・贅沢な時間。くつろいでつらつら楽しめる「読む+見る」本がよいです”

      『ひと皿の小説案内』 ディナ・フリード/著、マール社

      小説に登場したお料理を再現した本で、どこから読んでみても楽しめます。それぞれの小説の世界に一瞬トリップでき、物語の背景・蘊蓄も面白いです。束の間、まだ読んでない小説の世界に心をはせます。

      『向田邦子の手料理』 向田 和子/著、講談社
      向田邦子さんが普段いつも作っていた料理を妹さんが再現しました。お料理の写真+レシピ+エッセイ。

      『活発な暗闇 新装改定版』 江國 香織/著、いそっぷ社
      買ったばかりの本です。喫茶店では買いたての本のさわりを読むのが幸せ!




      3.川越 ゆりさん
      “喫茶店は・・・非日常のリセット空間。だからフィクションの本を読みに行きます”

      『サースキの笛がきこえる』 エロイーズ・マッグロウ/著、偕成社

      アイルランドの昔話、チェンジリング(替え子)をモチーフにしたファンタジーです。チェンジリングとは人間の子どもをさらった妖精たちが代わりのものを置いて行くこと。この本はチェンジリングされた妖精の子、サースキにスポットをあてています。人間の世界にも妖精の世界にもなじめない、妖精と人間のハーフのサースキが自分の居場所を探す物語。エンディングも安直でなく、すごく読みがいのあるYA作品です。
      また『靴を売るシンデレラ』(ジョーン・バウアー/著、小学館)もおすすめです!




      4.あんさん
      “喫茶店と言えば・・・珈琲です”

      『一杯の珈琲から』 エーリヒ・ケストナー/著、東京創元社(カバー:真鍋博)

      友人の誘いを受け、夏いっぱいをオーストリアで過ごす主人公。為替の関係で、地元ドイツでは金持ちなのに、オーストリアでは乞食生活を送ることになります。金はあるのに金がない状況を思い切り楽しむ男性の様子は腹立たしくもありますが、ひとまわりしてすがすがしいです。その男性が女性と出会い、だましだまし結婚まで行ってしまうお話で、恋愛モノなのでライトに楽しめます。




      5.横山 和江さん
      “喫茶店は・・・集中して仕事ができる空間なので、原書を読みます”

      『マルセロ・イン・ザ・リアルワールド』 フランシスコ・X.ストーク著、岩波書店

      アスペルガー症候群の少年が夏休みに父親の法律事務所でアルバイトをすることになります。リアルワールドに接し、成長したことで自分の中のピュアな部分であった「内なる音楽」が聞こえなくなります。
      岩波書店の「STAMP BOOKS」シリーズは若者のリアルな悩みが巧みに描かれおすすめです。

      『サンタの最後のおくりもの』 マリー=オード・ミュライユ/作、徳間書店
      私が初めて訳した本です。サンタを信じていない男の子に両親からのプレゼントではない機関車が届きます。男の子は名前をつけて機関車を大切にしますが、お父さんに落し物なのでサンタさんに返そうと言われ、返したくない彼はいろいろ考え画策します。結局、お別れの手紙を書いてサンタさんへ返すことにするのですが…。

      また、横山さんが最近翻訳された『14番目の金魚』(ジェニファー.L・ホルム/著、講談社)もご紹介いただきました。




      6.井上 由香
      “喫茶店では・・・読みかけの本や買ったばかりの本を読みます”

      『岡村靖幸 結婚への道』 岡村 靖幸/著、マガジンハウス

      一部のコアなファンにはカリスマである岡村靖幸は25年ぐらいファンです。最近出版された本書は様々な人物に「結婚とは?」を問うたインタビュー集です。相手に何を求めるのか、結婚という制度についてどう考えているのか、恋愛と結婚の違いとは、など結婚について様々な考えがスパークしています。




      7.長谷川 聡美さん
      “喫茶店から・・・モーニングや器を連想しました”

      『ぱっちり、朝ごはん』 杉田 淳子/編、河出書房新社

      作家35人による朝食にまつわるエッセイ集です。渡辺淳一は納豆が大好きなど作家の意外な素顔がうかがえます。

      『北欧、暮らしの道具店 しあわせ雑貨でつくる自分スタイル』 北欧、暮らしの道具店/編、二見書房
      北欧の雑貨のデザインが好きです。
      シャンソン物語でサーブされたコーヒーカップが掲載されていました!嬉しい偶然です。




      8.亡羊堂さん
      “喫茶店では・・・ちょっとカッコつけて本を読みたいよね”

      『Nova Express』 William Burroughs

      バロウズは何と言っても『裸のランチ』が有名ですが、『ノヴァ急報』はサンリオSF文庫で『爆発した切符』とともに発刊されています。ちょっとカッコつけて洋書を読んでみよう!




      次回の読書会は1月にイサオティーノでランチ会を兼ねて開催予定です。




       


      一箱古本市@山形(2015.12.19)、店主さん紹介

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        山形県立図書館で開催の一箱古本市@山形(2015.12.19)、出店者さん紹介です。
        常連さんから初参加のお店まで、24店!








        1. ロロ美容室

        いつものように売れない古本と、売れるかもしれない古着を持って行きます(笑)
        こちらホムペ www.i-m.mx/lolobiyousitsu/lolo







        2. ラ・リルレロ

        小さな木のおうちを作っています。様々なジャンルの本と一緒に出店したいと思っています。よろしくお願いいたします。







        3. カジワラ珈琲

        クリスマスらしい(?)サブカル系写真集のかたわらに、ITビジネス書など。年越しで読んでいただきたい小説なども。是非お立ち寄りくださいませ。







        4. waku waku books

        絵本・暮らし/サブカルチャー/インテリア/音楽/映画の本と雑誌・雑貨などを家族でぼんやりまったり売ったりしたいと思います。よろしくお願いします。







        5. 灯書房(あかりしょぼう)

        秋田市から何度目かの出店参加です。稀覯本はありませんが、きっと新しい本に出会えます。雪が降っているか分かりませんが、あなたの探している本に出会えるチャンスかも・・・・・







        6. 青翰堂分店(せいかんどうぶんてん)

        いろいろ取り混ぜて持参します。目玉はイタリアの絵本、この冬公開映画の原作マンガ(松本が舞台)、クリスマス系の紙もの! 実家が古本屋ゆえ分店と称しております。










        7. かまねこ文庫
        イーハトーブ・モーリオより、二度目の出店のかまねこです。絵本や乙女な本など、クリスマス&ロマンチックなスペシャルバージョンでお邪魔する予定です。クリスマスムード満載な一箱になると思います♪ツイッター→@kamanekobunko







        8. こんこんや

        児童書が中心の揃えになります。ほか、すこし変わった雑貨などもご用意しております。ぜひお越し下さいませ。新しい世界との出会いがありますように! こんこん。







        9. ブルックリン書房

        久しぶりの参加です。仕事やら具合悪いやら、何も起こらない事を願っております。







        10. わくわく大作戦

        初めての参加です。どうぞよろしくお願いします。







        11. うさみみ書林 湖水堂(こすいどう)

        山形の古本市には初参加です。いろんなジャンルの本とかわいいものを並べてお待ちしています。みなさんの心にフィットする1冊、ぜひうさみみ書林湖水堂で探してみませんか?







        12. みーの部屋<なすがお屋姉妹店>

        前回10月のまなび館で「なすがお屋」デビューしましたが、今回はなすがおの妻「みー」がセレクトした本&雑誌(生活、趣味系)を中心に出店いたします。よろしくお願いします。







        13. en堂書房

        絵本、児童書を中心にご用意してお待ちいたしております。ぜひお立ち寄り下さい!







        14. CALIGA

        本を読みながらゆっくりと人生を歩いていこうがコンセプトの店CALIGAです。
        山形の長い冬は温かい飲み物と読書で過ごしたいものですね。
        飲み物は用意できませんが本は用意しました。是非お越しください!







        15. hagiShoten

        絵本や児童書中心に取り扱っています。







        16. rainbowbooks

        山形では初めての場所で楽しみにしております。
        クリスマスっぽい本を持っていきます。雪が降って欲しいような、欲しくないような。







        17. ななみやたかちん
         
        最近ますます物忘れがひどくなり、同じ本が何冊も手元に集まってくるようになりました。今回はそのような本を吐き出します。じっくりご覧あれ。







        18. 春風書房
         
        寒い季節ではありますが、心がホッコリするようなエッセイや小説などをセレクトしてまいります。文庫本はALL200円!お気軽にお立ち寄り下さい。







        19. booksあたりさわり
         
        ファシズムが各方面で絶賛進行中の現代日本。もはや書店でも図書館でも大学でも、あたりさわりのない無難な本としか出会えなくなりつつあります。でもまだ大丈夫。こちらに集めておきました!







        20.ばったりたおれ屋

        写真集、アートブック、暮らし・雑貨関連、絵本など。手作りあみぐるみもあるよ
        https://twitter.com/battaritaoreya







        21. 双猫屋
         
        こたつでまったり、読書に良さげな軽い読み物をジャンル色々で持って行きたいと思います。







        22. ochers(オーカーズ)
         
        セブンプラザ3Fにてオープンしたばかりの古本屋、ochers(オーカーズ)です。今回は冬に読みたい小説・絵本などをお持ちします。ぜひぜひ覗いてみてください♪







        23. 花うた書林
         
        花と音楽の本の店〜「花うた書林」です。花に関する国内外の本、写真集、図録などを取り揃えました。いろいろなジャンルの音楽の本や楽譜などもご用意していますよ。
        お買い上げくださったかた、「花うた」〜花にちなんだ歌〜を歌ってくださったかたには、当店オリジナルの栞をプレゼント♪







        24. アートステーション
         
        米沢市で街中にアート作品を展示する活動をしている団体です。会の紹介と、資金調達のため、参加します。本も総合アート作品です。ステキな本を見つくろって展示します。








        (12.10現在)






        一箱古本市@山形(2015.12.19)開催のお知らせ

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          山形市で4年にわたり回数を重ねてきた一箱古本市。
          毎回、本を通してたくさんの出会いを育んできました。

          今回はなんと県立図書館で初の開催が決定!
          図書館ならではの企画満載の“クリスマス・フェスタ”とあわせてお楽しみください。

          冬ごもりの季節を、かたわらに本を置いて迎えませんか。

          ※一箱古本市については、こちら



          【日時】
          2015年12月19日(土)10時〜15時

          【場所】
          遊学館エントランスホール
          (山形県立図書館入口)

          【申し込み方法】
          下記6項目を明記の上、メールか電話で申し込みください。
          ※メールの件名は『一箱古本市申し込み』でお願いします。

          (1)住所
          (2)氏名
          (3)電話番号
          (4)メールアドレス
          (5)屋号(お店の名前)
          (6)お店の紹介(100文字以内)

          【主催・申し込み先】
          ・一箱古本市@山形事務局 (五十嵐)
          185yamagata@gmail.com
          TEL 090-9877-8039

          ・山形県立図書館
          TEL 023-631-2523
          FAX 023-625-6520

          【その他】
          ※開催負担金 500円(当日集金させていただきます)

          ※一つのスペースは80×80センチです。

          ※販売物の3分の2は本(雑誌や漫画も含む)でお願いします。飲食物は不可です。

          ※搬入・搬出は各自で行うこととします。当日の販売も各自の責任でお願いします。

          ※出店者の方に駐車場サービスあります。


          何かありましたら、お気軽にメールやお電話でご相談くださいませ。







          2015/10/10 一箱古本市@山形打ち上げ読書会

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            一箱古本市お疲れさまでした!恒例の飲み&読書会です。

            今回は古本市店主、読み聞かせ・押し花しおりにご協力してくださった方々とヒトハコスタッフで盛り上がりました〜〜!!みなさんが紹介くださった本は以下のとおり。

            イサオティーノさん、この度もおいしいイタリアンとワインをありがとうございます〜!



            1.亡羊堂さん

            『喜嶋先生の静かな世界』 森 博嗣/著、講談社



            2.嵐田詩子さん

            『犬川柳』 シーバ編集部/編、辰巳出版

             

            3.CALIGAさん

            『シャーロック・ホームズの思い出(最後の事件)』 コナン・ドイル/著、延原 謙/訳、新潮社

             

            4.カムパネルラ書房さん

            『美しい暦のことば』 山下 景子/著、インデックスコミュニケーションズ

             

            5.ばったりたおれ屋さん

            『キルギスの誘拐結婚』 林 典子/著・写真、ナショナルジオグラフィック

             

            6.青翰堂分店さん

            『シークレット・レース』 タイラー・ハミルトン、ダニエル・コイル/著、小学館

             

            7.花うた書林さん

            『すみれの花の砂糖づけ』 江國 香織/著、理論社

             

            8.RAINBOW BOOKSさん

            『古本屋ツアー・イン・ジャパン』 小山 力也/著、原書房

             

            9.横山和江さん

            『BOOK MARK』 金原 瑞人個人雑誌

             

            10.石綾子さん

            『ジ エンド オブ ザ ワールド』那須 正幹/著、ポプラ社

             

            井上由香さん

            『屁で空中ウクライナ』ピエール 瀧/著、太田出版

            『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』ナンシー 関/著、角川書店









             

            11/29「185(ひとはこ)読書会」開催のお知らせ

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              11月の読書会のお知らせです。

              日時:11月29日(日)14時〜15時30分

              場所:シャンソン物語 (山形市旅篭町2-2-25)

              参加費:なにか注文をお願いします。その他の参加費はありません。

              テーマ:【喫茶店で読みたい本】



              参加するには、事前に申し込みが必要です。

              申し込み先↓

              185yamagata@gmail.com まで。

              お待ちしています。





              9/14「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:月

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                日時:2015年9月14日(月)19時〜21時
                場所:紙月書房
                テーマ:月
                幹事:嵐田


                テーマが月といいながら、ほぼ新月の夜に開かれた読書会。見えない月を想像して楽しむのもまた風流、とこじつけて、紙月書房のご主人の甘く冷えたプリンをいただきながら和やかに始まりました。



                1.井上さん

                『ねこはしる』 工藤直子 童話屋


                 落ちこぼれの仔猫ランが、池に住む魚との友情を育みます。満月の夜に行われた魚とり競争で、二匹の関係はかけがえのないものとなり・・・。二匹を取り巻く大地や風、モンシロチョウ、ススキや夕日などの自然描写が独特で、二匹の関係がよりリアルに感じられるそうです。

                『夏の夜の夢』 シェイクスピア 小田島 雄志訳 白水uブックス

                 もうすぐ新月という夜に、若い恋する男女4人と妖精、アテネの職人が繰り広げる一夜限りのドタバタコメディ。この物語をテーマにしたラファエル前派の絵画があり、この本を読むきっかけになったそうです。物語は惚れ薬が出てきたり、妖精のいたずらがあったりしながらもなんとかめでたし、めでたし?で終わります。

                言い争いの場面のセリフがえげつないところがまた可笑しいとのこと。会話の妙も楽しめそうです。




                2.亡羊堂さん

                『肌色の月』 久生十蘭 中公文庫

                『無月物語』 久生十蘭 現代教養文庫


                 まずは亡羊堂さんの「月」にまつわる蔵書紹介。いろいろあるけどと、お好きな作家である久世光彦の『百寮萓検月を踏む』をご紹介いただきました。

                 本題は久生十蘭の二作。『肌色の月』は最後まで書かずに著者が亡くなってしまったため、結末を知っていた奥さんが仕上げたといいます。『無月物語』は後白河法皇の院政時代、魑魅魍魎が跋扈する闇の時代を描いたもので、読み応えがあるとのこと。今までにもこの著者の作品は紹介されたことがありました。気になる作家です。




                3.しまうまさん

                『ガリレオがひらいた宇宙のとびら』 渡部潤一 旬報社


                 ガリレオが望遠鏡を宇宙に向けて約400年。ガリレオが見た月と今の月はどう違う?など、当時の宇宙像と現在を比べて紹介しています。語りかけるような文章で、難しい天文の話も親しみやすいとのこと。ちなみに、作家の渡辺淳一氏と混同されることがままあり、お二人のツーショット写真が存在するとか。




                4.嵐田

                『たけくらべ』より「十三夜」 樋口一葉 集英社文庫


                 今風のアニメチックな表紙ですが、活字が大きく解説がたくさんのっていたため敢えて購入。慣れない古典を読む自信がなかったものの、声に出して読み始めたらすらすら読めてしまいました。明るい月夜の哀切な物語で、しみじみとした読後感が残ります。

                『宮沢賢治全集 第九巻』より「二十六夜」 宮沢賢治 筑摩書房

                 人間に足を折られたフクロウの子が、静かに息を引きとるまでの物語。夜明けに昇る細い二十六夜の月は阿弥陀様の象徴でもあり、広く信仰されていました。月を見ながら暮らした昔の日本に思いはせ、様々な月の姿を思い浮かべるのも愉しいです。




                5.青翰堂分店さん

                『流』 東山彰良 講談社


                 評判の高い直木賞受賞作。台湾を舞台にした男たちの仁義と愛と裏切りの物語。スピード感があり、一気に読ませます。セリフが味わい深く、言葉に慈愛を感じるとか。台湾は少し前の日本に似た雰囲気があり、日常の中に息づいていそうなことわざが出てくるそうです。それは、月を指すと耳を怪我するので指してはいけない、というもの。日本でいう、夜中に爪を切るなとか、そういう類のものなのかしらと想像してしまいます。




                6.高橋良さん

                『月と六ペンス』 サマセット・モーム 行方 昭夫訳 岩波文庫


                 表題は、モームが自作『人間の絆』に対する批評を受けての意図を含んだもの。画家ストリックランドが傍若無人に自由を追求する前半と、南の島で生きるべき地を見つけ、穏やかに周囲に溶け込むようになっていく生き様が描かれます。ストリックランドの圧倒的な自由さが強烈だという高橋さん。本当に自由に生きるとはどういうことなのでしょうか。

                 「月と6ペンス」という名の喫茶店を知っています。含蓄の深いタイトルです。




                7.おおきなねこさん

                『かようびのよる』 デヴィッド・ウィーズナー 徳間書店


                  「月」というテーマを聞いてすぐに思い浮かんだのがこの絵本だったそうです。火曜日の夜に起こった不思議な出来事を、まんまるのお月様だけが見守ります。

                『旅をする木』 星野道夫 文春文庫

                 アラスカの大自然の中で写真を撮る著者。たったひとつのシーンとの出会いをただ待つ時間、その時間のなかに身をゆだねる著者、そこに月あかりを感じるというおおきなねこさん。自然に対する著者の姿勢にも惹かれるそうです。こんな男性と結婚してみたかったというつぶやきに、興味津々です。




                以上、いつもの通り、話はあちこちにそれながらも充実した時間を過ごさせていただきました。

                プリンの後の温かいお煎茶が美味しかったこと。最後に特製のメレンゲでできたキノコのお菓子もいただいてしまいました。紙月書房さま、皆さま、どうもありがとうございました。


                次回は11月です。どうぞ、お気軽にご参加ください。




                 


                一箱古本市@山形(2015.10.10)、店主さん紹介

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                  一箱古本市@山形(2015.10.10)、店主さんの紹介です!(10/1現在)


                  1.灯書房

                  今回も秋田から出店させて頂きます。
                  珍しい本等はありませんが地元出版本・絵本・詩集・文庫本等々、小さいお子様からご年配の方まで楽しめる本を持って行きま〜す。
                  山形の皆様にお逢い出来る事を楽しみにしております。
                  店の目印は灯書房の旗を掲げております。
                  きっと秋晴れの空の下で皆様のお越しをお待ちしております。


                  2.ななみやたかちん

                  宮城県から出店する『ななみやたかちん』です。
                  本が好きだけれども、お金がない。
                  ちょっとつらかった日々を思い出して出店します。どうぞご覧ください。


                  3.ラ・リルレロ

                  古本と、木で作った小さいおうちがお待ちしております!


                  4.花うた書林

                  初参加の“花うた書林”です。
                  花の本と音楽関係の本に絞って本を集めてみました。
                  お買い上げいただいた方、「花うた」を歌って下さったかたには、当店オリジナルの“花の栞”をさしあげています。
                  “花うた”を歌いながら、みなさまをお待ちしております。


                  5.なすがお屋

                  初めての出店です。
                  文庫本が中心、生活系雑誌もいくつか取り揃えてみました。
                  みなさまに会えるのを楽しみにしております。よろしくお願いいたします。


                  6.カムパネルラ書房

                  映画関係の本を中心に、秋の夜長をほっこり過ごせる本をセレクトします! 


                  7.CALIGA

                  ゆっくりと人生を歩いていこうがコンセプトの店CALIGAです。
                  今回はいつもの古本の他に「幻想的古書店」がテーマのちょっと不思議な企画古本を用意しました。是非お越しください!


                  8.カジワラ珈琲

                  小説、アート系雑誌、IT系、ビジネス書など。あとコーヒーの本も。


                  9.平平凡凡なる書店

                  最上郡の某村より・・・、はじめて出店します。
                  今まで読んできた文庫や新書が中心です。
                  店名のとおり平凡な本屋ですが、売上よりも皆さんとの交流重視、お気軽にのぞいてみてくださいm(_ _)m


                  10.はてな?屋

                  すっきりした生活を送るために、少しづつ処分しているところです。
                  今回は子供が読み終えた(ついに読まなかった)本を中心に出品。


                  11.かまねこ文庫

                  岩手から参加します。
                  昭和の香りを感じるものや、懐かしかったり、可愛かったり、へんてこだったりする本を取り揃えてお待ちしております!
                  ツイッター→@kamanekobunko


                  12.私の家の古書棚

                  店名の通り、私の家の古書棚にたまった本を持っていきます。
                  私の家族は読書好き。でも好きなジャンル・読むジャンルは様々です。
                  一家庭の本棚を覗く感覚で来てください♪
                  また、店主は「山形読書会」を主宰しています。そちらのご興味ある方もぜひ来てください☆


                  13.RAINBOW BOOKS

                  1年ぶりの山形です。1年間溜まりに溜まった想いと本を販売いたします。
                  海外の絵本や植物図鑑、渋めの本など見ても読んでも楽しい一寸不思議な本たちを選りすぐってお持ちします。


                  14.ろろびようしつ

                  古本と古着持って行きます〜。そしていつも古着しか売れません(笑)
                  “古本”市にぜひ、混ぜてくださいなっ。くわしくは、ろろのホムペ(たぶん、あるはず(笑))見てちょ。


                  15.西口書店

                  西口、「ふらっと」古本屋はじめました。


                  16.青翰堂分店(せいかんどうぶんてん)

                  小説・美術本・映画本・暮しの本・とびきり古くておもしろい紙もの(切手・絵葉書)が並びます!
                  ネットでもゆるゆる開店中・・ http://seikando-bunten.ocnk.net/


                  17.ハイビスカス書房

                  小説・漫画・音楽雑誌などなど。
                  あなたにとって素敵な出会いとなることを願って。


                  18.亡羊堂

                  直径40cmの大型石英るつぼに、ジャンルから値段まで種々雑多、良書/駄本を人生のるつぼ/本のるつぼ として山盛りで出します。
                  ぜひ掘り出して見て下さい。(う〜ん、本が傷みそうなのだが。。。)



                  19.しろねこや

                  マンガや小説など家にある本を色々持参します。
                  趣味で作っている手作り小物・アクセサリーなども並べたいと思っています。よろしくお願いします。
                   


                  20.ひろぽん

                  絵本から文庫本、漫画オバQから旅客機ガイドブックまで、いろいろ扱う予定です。


                  21.はみだし書房

                  家の本棚からはみ出た本、雑誌、レコード、新聞の切り抜きなど。


                  22.ぷる本屋

                  子どもたちが幼かった頃に読んであげた絵本たちを連れていきます。
                  初めて参加します。よろしくお願いします。


                  23.モトトラズ

                  全部売れても開催負担金500円に満たない本屋です。
                  本のジャンルは主に自己啓発と文学です。本の数だけお客様と交流したいと思います!


                  24.兄弟船

                  古着(120〜130の男の子)、雑貨、古本など。気軽にお立ち寄りください〜!


                  25.ばったりたおれ屋

                  アート系写真集、アートブック、暮らし・雑貨・インテリア関連、絵本、映画パンフなど。
                  手作りあみぐるみもあるよ
                  https://twitter.com/battaritaoreya


                  26.icco文庫

                  iccoらしさを全面に出した本棚にしたいです(笑)!
                  ぜひ、覗きに来てください♪


                  27.6次元

                  東京荻窪にあるブックカフェです。
                  10 /10 (土)17時から、山形まなび館多目的ルームで「山形ビエンナーレ2016」プレイベント交換読書会やります!
                  一箱古本市終了後、ぜひご参加ください。






                   


                   

                   


                   

                   

                   


                  10/10イベント情報

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                    一箱古本市@山形が開催される10月10日(土)は、「山形まなび館オータムフェスティバル2015」!

                    以下、当日の他のイベントも含めたチラシと、HPの紹介です。



                    山形まなび館:山形まなび館オータムフェスティバル2015 10月10日開催!

                    ※「押し花のしおり作り」は、一箱古本市実行委員会の企画です


                    また、下記リンクも参考にどうぞ。

                    東北芸術工科大学:山形ビエンナーレ2016プレイベント「よりみち3DAYS」開催

                    ベニちゃん街なかナビ:街なか賑わいフェスティバル2015

                    イベント目白押しですね!!


                    そして、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015の開催期間中(10/8〜15)でもあります。

                    国際映画祭なので、海外からのお客様も街にあふれます。

                    一箱古本市@山形も国際的にアピールしたいところです!(?)




                     


                    7/26「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:異性

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                      日時:7月26日(日)14時〜16時
                      場所:市民活動支援センター会議室
                      テーマ:『異性』
                      幹事:185井上



                      夏の真っ白な日差しに晒されながら、1人の男性と5名の女性が集いました。




                      1.おおきなねこさん

                      『にんきもののひけつ』森絵都/著、武田美穂/絵、童心社


                       バレンタインデーに27個のチョコをもらったクラスの人気者。こっそり後をつけてそのひけつを探る主人公の男の子のひたむきさが愛らしいです。はたして人気者のひけつとは…想定外!ですよ。
                      『きみにしか聞こえない』乙一/著、角川スニーカー文庫
                       短編集です。ケイタイを持たない女の子が頭の中でケイタイをつくりだして、そのケイタイに少年から声がとどいてしまうお話。空想の中の音がすてきで、時空を越えた優しさと思いやりが感じられます。


                      『キッチン』吉本ばなな/著、福武書店、新潮文庫、角川文庫

                       大好きな本で、3種類持って来ました。きゅうりのサラダとバナナジュースとカツ丼が食べたくなる本です。過去に読んだという参加者も、カツ丼のイメージが定着していたおいしい一冊。男の子との出会い、そして男の子とおばあちゃんの出会いがよかったです。
                      こんなふうに変遷したのね…と、出版された順に本を観察する一同。


                      『青が散る』宮本輝/著、文藝春秋
                       異性との出会いが描かれ、大学生が勉強をせずになにかひとつに打ち込む姿に、大学生になったらこんな恋がしたい、こんな時間を過ごしたいと思った本です。登場人物ひとりひとりがよく描写されています。また、アルコールランプのアルコールって飲めるんだ!という発見もありました。



                      2.亡羊堂さん

                      『鎌倉文士骨董奇譚』青山二郎著、講談社文芸文庫
                      『青山二郎の話』宇野千代著、中公文庫


                       資産家に生まれ、雅に過ごした青山二郎。羨ましい生き方をしました。その青山二郎にとって宇野千代は気になる女性であり、彼女のことを書いています。また宇野千代にとって青山二郎は「尻尾を摑まれない男」でした。青山二郎はいろんな装丁をやっていて、古本好きにとっては青山二郎装丁の本は欲しくなるアイテムです。

                      以下の本も紹介してくださいました。『BRUTUS』が注目を集めました。
                      『女嫌いのための小品集』パトリシア・ハイスミス/著、河出文庫
                      『太陽がいっぱい』パトリシア・ハイスミス/著、河出文庫
                      『BRUTUS 男を知る本、女を知る本』マガジンハウス




                      3.愚者の楽園さん

                      『男性漂流』奥山祥子/著、講談社


                       一時的に読んでいた本が読めなくなり、リハビリのため普段は読まない新書を読んでみました。中年の男性にスポットライトを当てたインタビュー集です。結婚・育児・介護・老い・仕事…などかつては女性ならではと思われていた悩みに追い込まれ、辛い思いをしている男性たちの姿がリアルに描かれています。近しい男性たちの悩みとシンクロすることも多く、ぞっとしつつも救いのあるインタビューでした。ジャーナリストである著者の悩んでいる男性を見る目が優しいのです。夫はこの本を怖れて読もうとしません。



                      4.井上

                      『きみは赤ちゃん』川上未映子/著、文藝春秋


                       作者の夫は作家の阿部和重さんで、本書には「あべちゃん」として登場します。この本は妊娠から出産、その後一年間の育児で女性が経験する事柄をつつみかくさず具体的に書いていて、出産育児本で最も共感できた本です。そして産後の過程で夫(男性)に対して苛立ち、軽く絶望した私の気持ちを代弁してくれた本でした。産後、生活のすべてが変わる女性に対し、男性は変わらない。人はみんな他人であり、痛みやしんどさを夫でもわかりあえない。しかし、子どもを介して共通の時間を重ねてゆくことで夫婦に新しくわかりあえることが増えていきます。「あべちゃん」は父親としての経験値を積み、授乳以外のすべのお世話をこなせるようになったそうです!


                      『ぼくのキュートナ』荒井良二/著、講談社

                       男の人から見ると、恋人はこんなにかわいく見えるのかな?という本です。ぼくがキュートナにあてた手紙は彼女を優しく想う気持ちと、女性へのファンタジーに溢れています。手紙はここにいない相手に向けて書かれるもので、その相手を想いながら書くのだということを再認識しました。手紙とは優しくて奥ゆかしい手段です。



                      5.あんさん

                      『悪魔の羽根』ミネット・ウォルターズ/著、創元推理文庫


                       有能な女性記者が取材場所で拉致監禁されてしまいます。奇跡的にも重症で救出されますが、彼女はインタビューに応えることもままならず、イギリスの田舎に身を隠し人目を避けるようになります。女性が女性をどう見ているのか、客観的に見られる自分や他者のみにくさと恐怖をさらけ出した作品です。


                      『スワロウテイル人工少女販売処』藤真千歳/著、ハヤカワ文庫

                       性病が蔓延したことが原因で男女が別区画に住む世界で、人工的に作られた「人間の代わり」となる女の子たちが主役のSFアクションです。かわいい女の子がいっぱい出て来ます。「自分とはなにか?」という自己啓発の色合いも強く、描かれるモチーフと情報量に圧倒されます。近未来を意識したサイバーな色彩表現にも注目!


                      『リヴァイアサン』スコット・ウェスターフェルド/著、ハヤカワ文庫SF

                       スチームパンク(SFのサブジャンルのひとつ:wikiより)三部作。大好きな作品です。主人公は2人、父を殺害され逃亡中の王子と男装して女であることを隠している少女です。男装して海軍に入隊する過程が刺激的・能動的でカッコイイです。外国風の微細な挿絵もポイントで、たくさんあって楽しめます。



                      6.青翰堂分店さん

                      『女生徒』太宰治/著、角川文庫


                       太宰本はいろんな編集のされ方がありますが、この本は男性ダザイが女性一人称で書いた小説を集めたものです。異性から見て女性の魅力的なところ、そしてイヤなところもビシビシ描かれています。おすすめは表題の「女生徒」。ヴィヴィッドな女子の繊細な気持がキラキラと表現されていますが、じつはこの作品にはネタ元の日記があったとのこと。このことを書いた『太宰治の辞書』を併せて読むと3倍楽しいです!


                      『太宰治の辞書』北村薫/著、新潮社

                       「女生徒」を書くときに手許にあった辞書を追っていく、ミステリー仕立ての本です。どの個所が太宰の創作だったのかがわかります。



                       



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