2016/8/28「185(ひとはこ)読書会」開催のお知らせ

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    8月の読書会のお知らせです。


    日時:8月28日(日)14時〜15時30分


    場所:さくらんぼタントクルセンター(東根市)


    参加費:実費(室料780円を参加者で折半)


    テーマ:【英国】
    今回の読書会の幹事は、一箱古本市常連の“愚者の楽園”さん。185読書会初の東根で開催となります。

    そして、国がテーマになるのは初めて!家庭内で真剣な協議を重ねた結果、テーマを決定したそうですよ〜♪
    最近気になるこの国、みなさんならどう切りとりますか?

    ご参加、お待ちしております♪





    参加するには、事前に申し込みが必要です。



    申し込み先↓

    185yamagata@gmail.com まで。



    お待ちしています。










    2016/06/05「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:記憶

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      日時:2016年6月5日 13:00〜14:30
      場所:山形市市民活動支援センター
      テーマ:『記憶』
      幹事:青翰堂分店さん 

      初夏を思わせる日差しの昼下がり。霞城セントラル23階と展望のよい部屋に5名のメンバーが集いました。出産でお休みしていた愚者の楽園さんが5月の一箱古本市に続いて、読書会もカムバック。待ってました!!



      1.青翰堂分店さん
      『忘れられた巨人』カズオイシグロ 土屋政雄訳 早川書房

      “記憶の喪失”がテーマの小説。この本を紹介したくて今回のテーマを“記憶”にしました。竜、鬼、騎士などが登場するファンタジーです。

      舞台はアーサー王時代のイギリス。ある村に住む老夫婦が今は離れて暮す息子に会いに行こうと旅に出る物語です。ただし、本当に自分たちに息子がいたのか、はっきり覚えていないふたり。その存在が真実かを疑いつつ、息子に会いたい一心で旅に出ます。この老夫婦だけでなく、この小説内では人々みなが、記憶を不規則に喪失する状況にあり、どうやら竜のもたらす霧が、こうした記憶の喪失に影響しているらしいのです。この竜を退治しようとする騎士と旅を共にするふたり。様々な謎をまきちらしながら、話がどんどん進みます。謎を謎のまま残す不思議な読後感が味わえます。


       

      他に、その時々の自分の気持ちを大切に記憶しているキョンキョンが書いたエッセイ『黄色いマンション黒い猫』、300年の暮しの変遷をたどる絵本『300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート』も紹介しました。こちらの絵本は当読書会でお世話になっている横山和江さんの最新翻訳本です。



      2.しまうまさん
      『炎の記憶 田中芳樹初期短編集』 田中芳樹 中公文庫

      タイトルに“記憶”が入っていたので選びました。

      表題作の冒頭部分が表紙に使われていて、カッコいいなと思って買った本。超能力や宇宙生物、アンドロイドを題材にした短編集です。

      『炎の記憶』は超能力を得た少女と青年の物語。ふたりが再会することで話が展開します。炎の記憶とは・・・?

      他の作品では、人類の悲惨な末後も描かれています。そこでは人類は肉体を失い、記憶の塊である細胞になり果てています。そうなりながらも細胞は「自分たちの未来は続いている」と語っています。

      この本を読んで、過去の記憶が人生をしばってしまう部分があるかもしけないけれど、記憶が未来への意志にもなるのかと思いました。


       

      同作者の『銀河英雄伝説』が話題に。愚者の楽園さんは、学生の頃に読破したそう。こちらもとっても面白いようです。



      3.亡羊堂さん
      『脳の可逆性と記憶』 塚原伸晃 紀伊国屋書店

      理系アプローチで“記憶”の本を探してみました。“記憶”は脳研究の最大テーマと言えます。

      この本によると「生物の固定的な情報はDNAで担い、それを超えた一代限りの情報は脳の役目」となるそうです。同じ記憶であっても、容れ物が違う事がわかります。

      DNAはログ、脳はラムです(と説明を受けましたが、残念ながら文系参加者は理解できず・・・)。

      『勉強が好きになる本』 林髞 カッパブックス
      脳つながりでこの本を紹介します。副題は「大脳生理学の教える学習倍増法」。1963年刊で、当時ベストセラーになった本です。

      この本の作者林髞は、のちに「木々高太郎」のペンネームで小説『人生の阿呆』を書き、直木賞を受賞。ペンネームは本名の文字を分解して付けています。本業は大脳生理学者でした。


       

      他に『村に火をつけ、白痴になれ ――伊藤野枝伝』もご紹介いただきました。「岩波からこんな過激な人生を送った人の評伝が!」と驚きの声。そして「アナーキズムを分析することは、ロックを分析するのと同じくらい可哀想なこと」という名言(?!)も生まれました。



      4.嵐田詩子さん
      『旅をする木』 星野道夫 文春文庫

      アラスカの自然、動物、人々について書いたエッセイです。

      ヒトハコ読書会で、今までにも紹介された事があるこの本。最近TVドキュメンタリーでこの本が『旅をする本(「木」に誰かが一本線を書き込んで「本」としたもの)』として、いろいろな人の手を経て、異国をめぐる番組をみました。没後20年という節目でもあり、読むべき時が来たのだと手にとりました。

      中でも『トーテムポールを捜して』という作品に心ひかれました。作者はインディアンの廃村を訪ね、忘れられていく記憶に思いを馳せています。自然との距離感がとてもよく、その点も魅力です。


       

      嵐田さんには、ベルクソンの「物質と記憶」という本について書いた、内田樹のブログも持ってきていただきました。それを読み「記憶から消し去る事、記憶しない事の必要性や有益性」について、納得しました。近頃の自分の記憶の減退・・・年をとったから記憶力が落ちたのではないという事にしておきたいと思います。



      5.愚者の楽園さん(みどりむしさん)
      『伝奇集』J.L.ボルヘス 鼓直訳 岩波文庫

      この短編集から『記憶の人、フネス』を。

      見たもの、聞いたものすべてを憶えられるフネス氏。ある日、ラテン語の辞書を記憶すると主人公から辞書をかりてゆきます。「そんな不可能な?!」と思う中、果たしてフネス氏は辞書をまるごと記憶していたのです。

      うらやましい気もしますが、実はフネス氏の頭の中は不要なものも含めて記憶が寿司詰めになった状態。ちょっとした差異やどうでもよい事も記憶されてしまい、逆に記憶の削除に膨大なエネルギーを費やさざるを得ないのです。

      フネス氏の話を読みつつ、「記憶に特化しすぎると、思考力がなくなるのでは?」と思いました。考えるという事の本質に触れているお話です。


       

      この本では、他に『バベルの図書館』もお薦めとの事。映画にもなった『薔薇の名前/ウンベルト・エーコ』に出てくる図書館の館長のモデルはボルヘスなのだそうです。国書刊行会から「バベルの図書館」というタイトルのシリーズが出ていたという記憶がよみがえりました。


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      “記憶”というテーマは大変抽象的でしたが、記憶の謎や魅力を今一度振り返ることができ、興味深かったです。みなさま、ご参加ありがとうございました。




       


      2016/06/05「185(ひとはこ)読書会」開催のお知らせ/テーマ:記憶

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        6月の読書会のお知らせです。



        日時:6月5日(日)13時〜14時30分


        場所:霞城セントラル市民活動支援センター23階会議室


        参加費:なし(飲み物が必要な方はご持参下さい。)


        テーマ:【記憶】





        参加するには、事前に申し込みが必要です。


        申し込み先↓
        185yamagata@gmail.com まで。

        お待ちしています。





        2016/03/28「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:短編集

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          185読書会レポート

          日時:2016年3月28日(月)19時〜21時

          場所:紙月書房

          テーマ:短篇集

          幹事:嵐田

          レポート:嵐田

           

          春は何かと慌ただしい季節です。185読書会からも、引っ越し、就職、復職など、新しい生活をスタートさせる方がいます。そんな中でも、短篇集なら気軽に読めるのでは?とテーマとさせていただきました。

           

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          『蠅の乳しぼり』 ラフィク・シャミ 西村書店 

           著者は1946年生まれ、シリア出身。20代でドイツに移住し、作家活動を始めます。これは、「ぼく」の視点からダマスカスの街や人々を捉えた物語集。ヨーロッパ文明への痛烈な皮肉やアラブの人々の生活習慣と性格、大人社会への当てこすりなど、思わず吹き出してしまう絶妙な語り口です。  表題の『蠅の乳しぼり』とは、徴兵検査での一コマに出てくる言葉。今なお戦禍が続く現地のことを思わずにはいられません。

           

           

           

           

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          『黒猫・黄金虫』 エドガー・A・ポー 佐々木直次郎訳 新潮文庫

           モトトラズさんは高校時代にこれを読んで、よく読書するようになったそうです。怪奇短篇集の古典ともいうべき作品ばかりですが、「黒猫」のあらすじを聞くうちにじわじわと不気味な恐怖が場を満たしていきました・・・。巧妙な伏線、悪夢のような展開。熱狂的なファンが多いと聞くポーの魅力がつまった一冊です。

           

           

           

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           短篇集はあまり読んでいなくて、と今回は聞くだけ参加となりました。最近の読書傾向などの近況をお話しいただきました。

           

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          『紙の動物園』 ケンリュウ 古沢嘉通=編訳 早川書房

           中国系アメリカ人のSF作家による2015年の話題作。モチーフがアジアの迷信や魔法で少しファンタジックなのに、現代科学の言葉が出てきたりと、新旧混ざり合い、未来はどこか懐かしく、過去は逆に見知らぬもののように語られているそうです。  中でも印象深いのは、縄の結び目を作ることで物事を記録してきたナン族の長老とたんぱく質構造解明という最新科学が絡む「結縄」。それと、1960年代の台湾を舞台に米軍基地の少女と文字占い師の運命のまじわりを描いた「文字占い師」。どちらも時代遅れの古びたものが不思議な光と影を放つ物語。読後感は重めなので、短篇でも読み応えを求める方におすすめだそうです。

           

           

           

          チ靆鄂唇瓩気

          『体は全部知っている』 吉本ばなな 文春文庫

           この本の中の「小さな魚」という作品は、胸に小さな傷がある女性が、その傷を取る手術を行ったことで自分の大切なものを失ったような気持ちになるという話だそうです。草野さんご自身も似た体験をされていて、この喪失感に深く共感されたとか。傷という一見ネガティブなものが自分のアイデンティティを形成しているものの一部だと気付いたそうです。短篇でも、感動の深さ、重さは引けを取らない時もあります。

           

           

           

          Δ△鵑気

          『針がとぶ』 吉田篤弘 新潮社

           引越し作業で忙しく、数日前に読んだという本書。短篇集かと思いきや、どうも短篇がつながっている作品らしいと読み始めて気付いたとか。孤独死した詩人の叔母。その人生のエアースポットを探るような味わい深いストーリーが収められているそうです。装丁はクラフトエヴィング商會。

          『海に住む少女』 シュペルヴィエル 永田千奈訳 光文社古典新訳文庫

           もうひとつついでにとあんさんが、「フランスの宮澤賢治と言われている作家」と言いながら取り出した本書に一同興味津々。それを確かめるためにもぜひ読んでみたいと思わせる一冊でした。

           

           

           

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          『デッドエンドの思い出』 よしもとばなな 文春文庫

           再び、吉本ばななの作品が登場しました。細矢さんはこの本の中の「ともちゃんの幸せ」という作品に癒されたと言います。傷つき、悲しみを抱えた主人公が、辛い経験こそが貯金になるんだと“知っていた”こと。どんなに辛くとも幸せはきっと訪れるという希望が持てたそうです。著者は「これが書けたので小説家になってよかったと思います」と後書きで書いているそうです。

           

           

           

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          『11の物語』 パトリシア・ハイスミス 小倉多加志訳 ハヤカワ文庫

           映画で有名な『太陽がいっぱい』が代表作で、最近では話題の映画『キャロル』の原作者としても知られるアメリカのミステリー作家。ラブレターを出したが返事が来なくて待ち焦がれる男性の話、かたつむりを飼育する話など、じわじわと思い詰めて、ガクンとくる結末。寝る前に読んだら嫌な夢を見そう?でも、読んでみたいです!

           

           

           

          亡羊堂さん

          『人でなしの恋』 江戸川乱歩  創元推理文庫

           乱歩が大好きで文庫の全集も揃え、専用の棚まであつらえている亡羊堂さんの思い入れ深い一冊。夫が二階で女と密会しているらしいと気付いた新妻。その相手とは?

           四谷シモンが特集となった雑誌『太陽』のバックナンバーもお持ちいただきました。いつか、手に入れてみたいそうです・・・。  

           

           

          合同会社傑作屋 渡辺大輔さん

          『いちばんここに似合う人』 ミランダ・ジュライ 岸本佐知子訳  新潮社クレスト・ブックス

           人に貸したまま一年くらい返ってこないと実物はありませんでした。これを読んでいると小さい頃の自分が思い出されてくるという渡辺さん。中でも「水泳チーム」という作品がそうで、自尊心やコンプレックスとの戦いの記憶が立ち上がってくるようだといいます。そんな痛みを伴う読書もあるのですね。  学生時代は文芸学科にいたという渡辺さん。人に本を貸す機会も多いそうですが、もっといろいろお話を聞いてみたいです。

           

           

           

          ことさん

          『よみかた 三』  ほるぷ出版

           昭和16年の小学生の教科書の復刻版。教科書ならではの短いけれどよくできた話がカラーの挿絵とともに載せられています。戦時を思わせる難しい言葉や習慣が興味深く読めたとのことです。  古本屋さんで購入されたという本書。はるばる熊本から来たそうです。

           

           

           

          以上、今回は短篇ならではのオチや気軽さを楽しんだり、物語に寄り添う自分の心にはっとしたり、様々な本の読み方を知ることができました。新しい生活が始まっても、ぜひまたお会いしましょう。 お忙しい中、多くの方に集まっていただきありがとうございました。紙月書房さんより美味しいプリンもいただきました。ありがとうございました。

           

           

           

           

           


          2016/3/28「185(ひとはこ)読書会」開催のお知らせ

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            3月の読書会のお知らせです。


            日時:3月28日(月)19時〜

            場所:紙月書房

            参加費:600円(1ドリンク付)

            テーマ:【短篇集】 作家の腕が冴える短篇の魅力のあれこれを教えてください。


            参加するには、事前に申し込みが必要です。

            申し込み先↓
            185yamagata@gmail.com まで。

            お待ちしています。




             

            2016/01/24「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:おいしい本

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              2016/01/24「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:おいしい本

              日時:2016年1月24日(日)11:00〜
              場所:イサオティーノ
              テーマ:おいしい本
              幹事:井上

              今回はランチ読書会です。いつも一箱古本市の打ち上げでお世話になっている無頼派(笑)イタリアン「イサオティーノ」さんのランチをいただくのがメイン!本は肴…。
              というのも一月末で閉店するとのこと。ぜひ行かなくては!そして食べなくては!!
              そして、イサオティーノの味を8名がたっぷり堪能しました。最期までごちそうさまでした。そしてありがとうございました。おいしかった記憶、忘れません!



              1.井上 由香
              『日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集(池澤夏樹個人編集 日本文学全集08)』 伊藤比呂美、福永武彦、町田康/著、河出書房新社

              この全集(全30巻)を読めば日本の文学をあらかたカバーできると思います。気鋭の現代作家による古典の現代語訳は新訳が多く、翻訳がバージョンアップされていて読みやすく「この全集、おいしい〜」と感じました。町田康訳の宇治拾遺物語は面白さはもちろん、会話から想像されうるキャラクター性が際立っています。説話は下ネタが多くありますが、どれもカラッと笑い飛ばせます。

              『おじいさんがかぶをうえました』 福音館書店編集部/編、福音館書店
              『こどものとも』について、おなかがいっぱいになる本です。ひとつの作品が絵本として完成するまでの工程や、『ぐりとぐら』の誕生についてのインタビューなども掲載され、もりだくさんの内容です。



              2.嵐田 詩子さん
              『今すぐ読みたい!10代のためのYAブックガイド150!』 金原瑞人、ひこ・田中/監修、ポプラ社

              YAの旬な本を、森絵都・穂村弘などの豪華な執筆陣がそれぞれ紹介しています。それを読むだけでもワクワクしてくるのですが、実際読んでみると面白い本ばかり。お得でおいしい本です。



              3.亡羊堂さん
              『魯山人味道』 北大路魯山人/著、中央公論社

              著者に対しては好き嫌いが強く出ると思いますが、陶器にしろ料理にしろ、好きなものに対する追求と作品はすばらしいです。魯山人は「海にふぐ、山にわらび」だそうですが、みなさんは何が思い浮かびますか?

              『グルメにあきたら読む本』 尾辻克彦/著、新潮社
              関西では納豆を食べないので、「納豆」の想像のベースが「甘納豆」であることや、「おいしさ」は絶対的ではなく相対的なものである等、食についてのエッセイ集です。



              4.横山 和江さん
              『リスとお月さま』 ゼバスティアン・メッシェンモーザー/作、コンセル

              リスのかんちがいが楽しい作品で、チーズが食べたくなります!リスの心象風景と交互にお話が語られるので大人向きかもしれません。シリーズ作品ですので、ほかのストーリーもぜひ!

              『あつまれ!全日本ごとうちグルメさん』 ふくべ あきひろ/作、おおの こうへい/絵、ブロンズ新社
              シュールで楽しいです。山形代表は「玉こんにゃくちゃん」!ダジャレも満載!!



              5.カムパネルラ書房さん
              『画家の食卓』 林綾野/著、講談社

              ゴッホ、モネ、ロートレック、フェルメール…絵画を見る時、私はその時代の空気と画家たちの暮らしぶりに思いをはせます。何を食べながらこの絵を描いたのかが、探偵の謎解きのように明かされていく楽しさ!食べてみたいと思って次のページをめくると、レシピがちゃんと載っているのが素晴らしい本です。



              6.長谷部 真吾さん
              『秀吉はいつ知ったか』 山田風太郎/著、筑摩書房

              「本能寺の変」という、秀吉の生涯において最大のおいしい事件は果たして偶然の出来事だったのか。推理小説のアリバイ崩しのように語られる秀吉陰謀説が史実であるような錯覚に陥ります。

              『古代ポンペイの日常生活』 本村凌二/著、講談社
              「ガイウス=ユリウス=ポリュビウスを造営委員として選出してくれるように私は要望する。彼はおいしいパンを与えてくれる等々。紀元2世紀に埋もれた町ポンペイに暮らした古代ローマ人の生活を落書きから垣間見ることができる本です。



              7.おだやかなふりのオオカミさん
              『シネマ食堂』 飯島奈美/著、朝日新聞出版社
              『デッドエンドの思い出』 よしもとばなな/著、文藝春秋
              『赤毛のアン』 モンゴメリ/著、新潮社
              『食べものくすり箱』 阿部絢子/著、講談社

              「おいしい本」がテーマと聞いて思い浮かべると、ある!ある!絶品味カレーの『デッドエンド〜』、イチゴのジュースの『赤毛のアン』、代謝復活の手がかりを探る『食べもの〜』、『シネマ食堂』を読むと映画があれやこれや思い出されます。




              おいしいピザをいただきながら、心もおいしいおはなしでいっぱいになりました。






               


              2016/1/24「185(ひとはこ)読書会」開催のお知らせ

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                1月の読書会のお知らせです。

                日時:1月24日(日)11時〜

                場所:イサオティーノ (山形市香澄町3-3-20

                参加費:1500円(ランチ代)

                テーマ:【おいしい本】 (もちろん、いろんな意味のおいしい!本をご紹介ください!)


                参加するには、事前に申し込みが必要です。

                申し込み先↓

                185yamagata@gmail.com まで。

                お待ちしています。





                 

                2015/11/29「185(ひとはこ)読書会」レポート/テーマ:喫茶店で読みたい本

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                  日時:2015年11月29日 14:00〜
                  場所:シャンソン物語
                  テーマ:『喫茶店で読みたい本』
                  幹事:青翰堂分店さん 記録:井上

                  本を読んでひとりで過ごす空間として、今回は“カフェ”ではなく敢えて“喫茶店”にこだわってテーマを決めました。
                  そして、山形の喫茶店と言えば老舗の「シャンソン物語」。経てきた年月が醸し出す、ゆったりとした時が流れる半地下の空間。本や読書にふさわしくて大好きです。
                  以前に読書会でお邪魔した事がありますが、再びこのお店に総勢8名が集まりました。

                  1.嵐田 詩子さん
                  “喫茶店では・・・ひとりでくつろいで読みたいです”

                  『ひまわりの海』 舘野 泉/著、求龍堂

                  10月の一箱古本市で花うた書林さんから購入しました。フィンランド在住のピアニスト舘野泉さんが世界中を演奏旅行して回ったエピソードは若さにあふれ、本人が撮影した写真も魅力的です。その後、60代で脳溢血に倒れ半身マヒとなり、左手のピアニストとして復活するまでの闘病記となっています。作曲家の生涯なども紹介され(ex.南仏出身のセヴラック)ぜひ聴いてみたいと思いました。舘野さんのピアノは抒情的で心が落ち着きます。
                  『やまがたカフェノート』(アイ・エム・シイ編集)も気になっています。いろんな場所で読書会をしてみたいです。




                  2.青翰堂分店さん
                  “喫茶店での時間は・・・贅沢な時間。くつろいでつらつら楽しめる「読む+見る」本がよいです”

                  『ひと皿の小説案内』 ディナ・フリード/著、マール社

                  小説に登場したお料理を再現した本で、どこから読んでみても楽しめます。それぞれの小説の世界に一瞬トリップでき、物語の背景・蘊蓄も面白いです。束の間、まだ読んでない小説の世界に心をはせます。

                  『向田邦子の手料理』 向田 和子/著、講談社
                  向田邦子さんが普段いつも作っていた料理を妹さんが再現しました。お料理の写真+レシピ+エッセイ。

                  『活発な暗闇 新装改定版』 江國 香織/著、いそっぷ社
                  買ったばかりの本です。喫茶店では買いたての本のさわりを読むのが幸せ!




                  3.川越 ゆりさん
                  “喫茶店は・・・非日常のリセット空間。だからフィクションの本を読みに行きます”

                  『サースキの笛がきこえる』 エロイーズ・マッグロウ/著、偕成社

                  アイルランドの昔話、チェンジリング(替え子)をモチーフにしたファンタジーです。チェンジリングとは人間の子どもをさらった妖精たちが代わりのものを置いて行くこと。この本はチェンジリングされた妖精の子、サースキにスポットをあてています。人間の世界にも妖精の世界にもなじめない、妖精と人間のハーフのサースキが自分の居場所を探す物語。エンディングも安直でなく、すごく読みがいのあるYA作品です。
                  また『靴を売るシンデレラ』(ジョーン・バウアー/著、小学館)もおすすめです!




                  4.あんさん
                  “喫茶店と言えば・・・珈琲です”

                  『一杯の珈琲から』 エーリヒ・ケストナー/著、東京創元社(カバー:真鍋博)

                  友人の誘いを受け、夏いっぱいをオーストリアで過ごす主人公。為替の関係で、地元ドイツでは金持ちなのに、オーストリアでは乞食生活を送ることになります。金はあるのに金がない状況を思い切り楽しむ男性の様子は腹立たしくもありますが、ひとまわりしてすがすがしいです。その男性が女性と出会い、だましだまし結婚まで行ってしまうお話で、恋愛モノなのでライトに楽しめます。




                  5.横山 和江さん
                  “喫茶店は・・・集中して仕事ができる空間なので、原書を読みます”

                  『マルセロ・イン・ザ・リアルワールド』 フランシスコ・X.ストーク著、岩波書店

                  アスペルガー症候群の少年が夏休みに父親の法律事務所でアルバイトをすることになります。リアルワールドに接し、成長したことで自分の中のピュアな部分であった「内なる音楽」が聞こえなくなります。
                  岩波書店の「STAMP BOOKS」シリーズは若者のリアルな悩みが巧みに描かれおすすめです。

                  『サンタの最後のおくりもの』 マリー=オード・ミュライユ/作、徳間書店
                  私が初めて訳した本です。サンタを信じていない男の子に両親からのプレゼントではない機関車が届きます。男の子は名前をつけて機関車を大切にしますが、お父さんに落し物なのでサンタさんに返そうと言われ、返したくない彼はいろいろ考え画策します。結局、お別れの手紙を書いてサンタさんへ返すことにするのですが…。

                  また、横山さんが最近翻訳された『14番目の金魚』(ジェニファー.L・ホルム/著、講談社)もご紹介いただきました。




                  6.井上 由香
                  “喫茶店では・・・読みかけの本や買ったばかりの本を読みます”

                  『岡村靖幸 結婚への道』 岡村 靖幸/著、マガジンハウス

                  一部のコアなファンにはカリスマである岡村靖幸は25年ぐらいファンです。最近出版された本書は様々な人物に「結婚とは?」を問うたインタビュー集です。相手に何を求めるのか、結婚という制度についてどう考えているのか、恋愛と結婚の違いとは、など結婚について様々な考えがスパークしています。




                  7.長谷川 聡美さん
                  “喫茶店から・・・モーニングや器を連想しました”

                  『ぱっちり、朝ごはん』 杉田 淳子/編、河出書房新社

                  作家35人による朝食にまつわるエッセイ集です。渡辺淳一は納豆が大好きなど作家の意外な素顔がうかがえます。

                  『北欧、暮らしの道具店 しあわせ雑貨でつくる自分スタイル』 北欧、暮らしの道具店/編、二見書房
                  北欧の雑貨のデザインが好きです。
                  シャンソン物語でサーブされたコーヒーカップが掲載されていました!嬉しい偶然です。




                  8.亡羊堂さん
                  “喫茶店では・・・ちょっとカッコつけて本を読みたいよね”

                  『Nova Express』 William Burroughs

                  バロウズは何と言っても『裸のランチ』が有名ですが、『ノヴァ急報』はサンリオSF文庫で『爆発した切符』とともに発刊されています。ちょっとカッコつけて洋書を読んでみよう!




                  次回の読書会は1月にイサオティーノでランチ会を兼ねて開催予定です。




                   


                  2015/10/10 一箱古本市@山形打ち上げ読書会

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                    一箱古本市お疲れさまでした!恒例の飲み&読書会です。

                    今回は古本市店主、読み聞かせ・押し花しおりにご協力してくださった方々とヒトハコスタッフで盛り上がりました〜〜!!みなさんが紹介くださった本は以下のとおり。

                    イサオティーノさん、この度もおいしいイタリアンとワインをありがとうございます〜!



                    1.亡羊堂さん

                    『喜嶋先生の静かな世界』 森 博嗣/著、講談社



                    2.嵐田詩子さん

                    『犬川柳』 シーバ編集部/編、辰巳出版

                     

                    3.CALIGAさん

                    『シャーロック・ホームズの思い出(最後の事件)』 コナン・ドイル/著、延原 謙/訳、新潮社

                     

                    4.カムパネルラ書房さん

                    『美しい暦のことば』 山下 景子/著、インデックスコミュニケーションズ

                     

                    5.ばったりたおれ屋さん

                    『キルギスの誘拐結婚』 林 典子/著・写真、ナショナルジオグラフィック

                     

                    6.青翰堂分店さん

                    『シークレット・レース』 タイラー・ハミルトン、ダニエル・コイル/著、小学館

                     

                    7.花うた書林さん

                    『すみれの花の砂糖づけ』 江國 香織/著、理論社

                     

                    8.RAINBOW BOOKSさん

                    『古本屋ツアー・イン・ジャパン』 小山 力也/著、原書房

                     

                    9.横山和江さん

                    『BOOK MARK』 金原 瑞人個人雑誌

                     

                    10.石綾子さん

                    『ジ エンド オブ ザ ワールド』那須 正幹/著、ポプラ社

                     

                    井上由香さん

                    『屁で空中ウクライナ』ピエール 瀧/著、太田出版

                    『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』ナンシー 関/著、角川書店









                     

                    11/29「185(ひとはこ)読書会」開催のお知らせ

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                      11月の読書会のお知らせです。

                      日時:11月29日(日)14時〜15時30分

                      場所:シャンソン物語 (山形市旅篭町2-2-25)

                      参加費:なにか注文をお願いします。その他の参加費はありません。

                      テーマ:【喫茶店で読みたい本】



                      参加するには、事前に申し込みが必要です。

                      申し込み先↓

                      185yamagata@gmail.com まで。

                      お待ちしています。






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